早稲田大学には、創立以来の学術研究を物語る膨大な資料が蓄積されています。
そのうち會津八一は、東洋美術史研究や教育のため、約4,000点に及ぶ実物を蒐集しました。それらは現在、會津コレクションとして會津八一記念博物館に収蔵されています。また同館には、長年にわたって研究に携わった人々による様々な分野の貴重な資料や作品が収蔵されています。
また美濃加茂市をフィールドとして地道な調査と記録の蓄積、資料の蒐集を続けた研究者がおり、それらの成果は美濃加茂市民ミュージアムに収蔵されています。
本展では、両館が所蔵する貴重な文化遺産(モノ)を通じて、学術研究に邁進した「蒐集者」の姿や思い、生き様を紹介します。そして「蒐集者」がみつめた社会や文化的背景にも思いを馳せる機会とします。
※2007年に、早稲田大学と美濃加茂市は文化交流協定を締結し、毎年、共催企画を実施しています。
文化交流協定は、美濃加茂市出身で早稲田大学で教鞭を取った坪内逍遙博士、津田左右吉博士を共通項とし、文化事業について協力し合うこと、相互発展と地域社会の活性化、学問研究の向上などに寄与することを目指して締結されました。
早稲田大学大隈記念タワー(26号館)10階 125記念室会場
会期
2017年2月8日(水)~3月7日(火)
時間
10:00~18:00
休室日
2月10日(金)、2月26日(日)、3月5日(日)
会場
料金
無料
主催
早稲田大学文化推進部、美濃加茂市民ミュージアム
問い合わせ
文化企画課
電話: 03-5272-4783(平日9:00~17:00)
Eメール:[email protected]
その他
※美濃加茂市会場での開催予定はこちらをご覧ください。
※会場により、展示品が異なる場合があります。