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第7回 早稲田大学・美濃加茂市文化交流事業 学生演劇公演 実施レポート

  1. 美濃加茂滞在日記
  2. 各種コメント
  3. お客様アンケート(抜粋)
  4. 参加学生の声(抜粋)

 

美濃加茂滞在日記

9月2日(火)
参加メンバーがみのかも文化の森/美濃加茂市民ミュージアムに到着。
オリエンテーションの後、美濃加茂市ゆかりの作家である坪内逍遙を紹介する常設展などを見学、その後、各班に分かれて稽古や買い出しを行った。

 

9月3日(水)

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午前中は県立加茂高校にて演劇部の文化祭公演を観劇。午後は演劇部員(女子16名、男子1名)に向けたワークショップ。内容は、身体を使ったコミュニケーションをテーマにペアワークを行うというもの。
参加者の感想はこちら
WS終了後は、文化の森にて場当たり稽古を行った。

 

9月4日(木)

各班に分かれて活動。

 

9月5日(金)

FMらら」の番組に出演。「脱衣する蛹」のみどころをPRした。
20時よりゲネプロを実施。翌日の本番へ向けて役者および音響・照明の最終チェックが行われた。演出もプレ公演からさらに変更が加えられており、演出家はセリフのひとつひとつを改めて吟味し、作品の完成度を高めていた。

 

9月6日(土)

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悪天候のため、急遽屋内公演となった。「舞台が野外であること」が作品に巧みに組み込まれた演出であったため、屋内公演となったことは残念だったが、曇天で真っ暗な窓に突如明かりに照らされた森が浮かび上がり、役者が窓に虫を表現したシルエットを落とす光景は一つの絵画のようで幻想的だった。
みのかも取材日記 早稲田大学の学生劇団がみのかも文化の森で公演

公演終了後、鳴海康平さん(津あけぼの座芸術監督/第七劇場代表)より作品の感想、学生へのアドバイスをいただいた。
鳴海康平さんの講評はこちら

 

9月7日(日)

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天気に恵まれ、屋外公演となった。「光に群がる虫」を物語の軸にした今回の作品では、照明によって実際に舞台・客席のある芝生広場に虫が集まることが演出の一つとなっている。演出家の思惑通り虫が飛び交う中、役者もスタッフも全力を尽くして演じあげた。

 

9月8日(月)

滞在最終日は学習旅行。
学習旅行は、坪内逍遙、地域交流をキーワードに組み立てられており、今年度は、逍遙公園の見学→「山つばきの部屋」見学→逍遙顕彰会との懇親会→中山道太田宿の散策、を行った。
逍遙生誕地には,現在美濃加茂市立太田小学校があり、校内には逍遙の業績や美濃加茂での顕彰活動の取り組みを紹介する「山つばきの部屋」や、顕彰碑のある逍遙公園がある。また、逍遙生誕地区の市民を中心に「坪内逍遙博士顕彰会」が結成され、逍遙を顕彰する活動も行っているという。
短い時間だったが、美濃加茂という土地を知るきっかけとなる学習旅行だった。

 

 

各種コメント

【鳴海康平さんより】

私が観た日は天候の影響で残念ながら屋内での上演となったため、野外での上演のときは、その空間のドラマ性がどういう顔を見せていたのかが私の興味を引きました。シンプルな美術を空間の中心軸に据えて、二人の俳優の発語と身体表現で編まれていたのは、日常的なリアリズムから距離を置いた美しさを重視した虚妄的空間でした。この世界観の構築のための演出家としてのチャレンジや、苦心の痕跡を感じることができたのは、若い演出家にとって良い経験と機会であった証左であり、普段とは異なる上演条件への演出家の真摯な姿勢によるものだと感じます。作家としてのテキストの言葉の選び方や、モノローグやダイアローグなどの言葉の位相という点において無自覚がゆえの綻びがいくつか見受けられましたが、演出としては堅苦しくない発想と空間造形への素直で潔いセンスが感じられ、瑞々しい作品でした。

 

【ワークショップ参加者アンケートより】
  • 体の動きで自分の意志を伝えることはとても難しかったが、勉強になった。
  • 今日学んだことを次の公演に生かしたい。

 

お客様アンケート(抜粋)

  • 作品を創造するエネルギー、表現する力がすばらしい。
  • 自分は演劇部所属の高校生だが、主演のなめらかな動き、発声、音響、舞台道具の全てが参考になった。
  • 作品の世界に引き込まれた。
  • レベルの高い演劇だった。この交流事業が末永く続くことを望む。

 

 

参加学生の声(抜粋)

  • この度初めて美濃加茂公演に参加しまして、早稲田と演劇のつながりを考えるきっかけになりました。また、この事業は様々なテーマを孕んでいると思います。上演地域によって演劇に新たな意味が見出されること、それが観客の違いにあること・また野外で上演することによる場の支配等の演劇そのものに関する問いから、演劇利用による地域の活性化・早稲田と美濃加茂市のつながりを考える等、演劇を活用させていく側の課題もあり、単に公演というだけでは片付かない、面白い企画であると思いました。今回関わるまでこの美濃加茂公演をそういう視点で見ることはなかったので、嬉しい驚きでした。
  • 今後、この交流事業に参加する学生たちは、より深く芝居のことを考え、美濃加茂のことを考え、いろんな経験をしながら1週間を過ごしてほしい。早稲田にはない多くのものが、人が、何かしらの影響を与えてくれるし、そういったものを自ら探っていく環境は整っていると思う。
  • 可能であるならば、このような素晴らしい事業が続いていくことを願います。まだ当日観に来てくれるお客さんは少ないようですが、毎年来てくれているお客さんもいて、本当に有り難いことだと思います。演劇で世間的に有名な早稲田大学が、演劇での文化交流を行っていることは非常に象徴的なことに感じます。
  • 早稲田大学と美濃加茂市の文化交流事業について、今回で7回目の交流事業だが今後も続けていってほしいと思う。回を重ねるにつれてさまざまな団体が参加し、早稲田大学の交流事業としてもっと世間にも認知されていくと内容もさらに充実していくと思う。名前は文化交流事業ではあるが、そこには人がいて文化が築かれるのでそれぞれの特徴などを見せ合うのだけではなく人と人が交流してともに文化を作っていくことが大切だと感じた。今後、この文化交流事業自体が一つの文化となればよいと思う。
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