このWSについて
演劇を見て「レビューを書く」という場合、その多くは、誰かに見せるために書きます。
けれども、この講座では、その一歩手前に踏みとどまりたい、つまり、自分の感想を言葉にするために、
レビューを書きたいと考えています。
ふわふわとした自分の感想に、少しずつ言葉を当てはめていくことによって、思わぬつながりや、
作者も気づかなかった意図、そして、何よりもレビューの書き手自身が見えてきます。
評価をするためではなく、自分の見方に気づくために、演劇をより豊かに見るための第一歩として、レビューを書いてほしいと思います。
萩原雄太
【対象公演】『ひとり多ずもう』 6/7-10 @早稲田小劇場どらま館
※公演の観劇をWS参加の条件とします。
日時の指定はありませんので、ご自身でチケットを予約して観劇ください。
【内容】
6/10 19:00~21:00 レビュー講座 (→受講後1週間を目処にレビュー提出)
6/24 19:00~21:00 講評会
【講師】 萩原雄太
83年生まれ。07年よりかもめマシーンを設立し、東京都を中心に活動。個人の身体と社会との関わりに焦点を当て、11年には、福島第一原発事故の避難区域から数百メートルの場所で『福島でゴドーを待ちながら』を上演。日本国憲法を扱った『俺が代』は、17年ルーマニア国際演劇祭Temps dʼImages Festivalに日本の劇団として初めて招聘される。第13回AAF戯曲賞、利賀演劇人ンクール2016優秀賞受賞。2018年、シアターコモンズ’18、TheatreTreffen International Forum(ベルリン)参加。
【会場】
2日とも早稲田大学周辺 参加者にご連絡します。
【参加費】
600円(場所代として)
※別途チケット代を参加者負担
【定員】
10名程度
※6/10と6/24の両日参加できる方を優先しますが、定員次第で1日だけの参加も受付ます。
【対象】
早稲田大学在学生、早稲田の演劇サークル所属の学生 (要学生証提示)
※今回の催しは、一般の方の募集はしておりません。ご了承ください。
【予約】
※予約フォーム備考欄に予約した観劇日時を記入ください。(5/24修正:【対象】に学生証提示の文言を追記)
【お問い合わせ】
早稲田小劇場どらま館
Twitter:@waseda_dramakan