1)学生・プロを問わず多彩な劇団の創作活動を支援する
2)早稲田文化を推進する関係各機関と連携し、早稲田大学の教育・研究資源を活用しながら、これからの演劇文化、新しい劇場のあり方を広く社会に提唱する
3)劇場体験の価値を普及促進し、新たな観客層の開拓を通じて演劇文化を醸成する
1)演劇に関する教育・研究活動の実践の場を提供する
2)優れた実演家とのコラボレーションを通じて、演劇にとどまらず様々な分野において次代を担う人材を育成する
3)学生に主体的な劇場運営の機会を提供する
1)劇場を拠点として学生、教職員、卒業生のみならず、あらゆる世代の個人や団体との持続的な対話と交流の場を創出し、活気に満ちたコミュニティの形成を促進する
2)コミュニティの生み出す新たな価値を広く社会に還流、還元し、豊かな地域社会づくりに貢献する

早稲田小劇場どらま館では、かつて早稲田大学の劇団「自由舞台」に所属していた林雄一郎氏による寄付をもとに、「林雄一郎基金」を設立。そして2025年度、この基金を効果的に運用したプログラムを展開するために、基金としてのミッションを策定しました。
このミッション策定に向けて組織されたのが「どらま館リサーチ部」です。演劇、ダンス、大学、地域社会など、さまざまなフィールドで活動する6人で構成されたリサーチ部では、演劇のみならず、福祉、教育などの有識者に対するヒアリングや、月例ミーティングにおける討論の実施、そしてどらま館の参与でもある柴田英杞さんを迎えたロジックモデル研修への参加などを行いました。これらの活動から得られた知見を共有し、「いま求められる劇場の形とは何か?」「どのように地域との関わりを生み出すか?」といった討論を重ねた上でつくられたのが、「早稲田の森にさまざまな火が灯り、囲まれ、分けられていく」というミッションです。
しかし、策定されたミッションを使いこなしていくためには、この言葉を共有するだけでなく、それが生み出された過程をも共有していく必要があります。この報告書では、ヒアリングやミーティングの内容を要約しつつ、ミッション策定までのプロセスを記録することで、今後、早稲田小劇場どらま館や林雄一郎基金に関わる人々にとってミッションを理解する手がかりとなることを目指しています。