9月5日、早稲田キャンパスD棟(仮称)新築工事の起工式が行われました。早稲田キャンパスD棟(仮称)は、主に政治経済学部の教室棟として使用されていた、旧3号館跡地に建設される予定です。
桐山均一氏設計による地下1階、地上4階建ての旧3号館は、1933(昭和8)年の竣工から77年の間に増築を繰り返し、数多くの大学関係者らの思い出深い場となっていました。
新たに建設されるD棟(仮称)はその立地の面からも、大隈記念講堂と大隈像を結ぶキャンパス内の歴史継承ゾーンとの景観的な連続性を考慮した設計となっています。旧3号館南側部の再現が含まれた外装だけでなく、既存建物の塩焼瓦の再利用、既存樹木(イチョウ・キンモクセイ)の再移植など、懐かしい情景を残し将来へ繋げていく予定です。

完成予想模型

完成予想図

総長による鍬入

御神酒の様子
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