科学技術振興機構(JST) START事業ロボティクス分野において、本学で3件が採択

科学技術振興機構(JST)『研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム(START)技術シーズ選抜育成プロジェクト〔ロボティクス分野〕』平成27年度新規研究開発課題において、早稲田大学から3件の研究開発課題が採択されました。本プロジェクトは、若手研究者の技術シーズを基に試作品を製作し、事業展開ビジョンとともにベンチャーキャピタリスト等に演示を行って、事業化につなげることをめざします。ロボティクスやベンチャービジネス分野等で活躍する人材が研究開発課題を選抜し、メンターとして採択されたチームに助言、指導を行うことも特徴のひとつです (1)

この事業では応募件数40件より18件の新規研究開発課題が決定されましたが、本学は採択大学中最多の3件でした。いずれの研究も産業の発展やわたしたちの生活利便性向上に大きく寄与することが考えられ、「ロボットの早稲田」としてさらなる活躍と社会への貢献が期待されます。

本学の採択課題は以下の通りです。

1. 動作軌道の直接教示が容易で柔表面構造を有する安全なロボットアームの開発

チームリーダー:創造理工学研究科 シュミッツ アレクサンダー(SCHMITZ Alexander) 助教

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写真:シュミッツ助教とチームメンバー。左からチームリーダーのシュミッツ助教、チームメンバーの汪偉助教(創造理工学研究科)、許晉誠さん(先進理工研究科修士課程)、佐藤立樹さん(総合機械工学科学部生)、オルガド・アレクシスさん(先進理工研究科修士課程) ※2015年9月18日第3回EDGEプログラムシンポジウムDEMODAYにてプロジェクト概要を発表

菅野重樹研究室橋本周司研究室

 2. 口腔ケア補助ロボットの開発

チームリーダー:先進理工学研究科 修士課程 栄田源(高西淳夫研究室

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写真:左からチームリーダーの栄田源さんとメンバーの松原孝将さん

3. 目の開度を入力としたUI(ユーザインタフェース)開発

チームリーダー:創造理工学部 総合機械工学科 学部4年 島聡志(岩田浩康研究室

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写真:チームリーダーの島聡志さん

なお、採択課題のうち2チームは『WASEDA-EDGE 人材育成プログラム』の「ビジネスモデル仮説検証プログラム」に参加しています。この人材育成プログラムは、文部科学省による「グローバルアントレプレナー育成促進事業(EDGEプログラム)」に本学が採用され命名されたものです。本学は文理融合で多様な人材によるイノベーション創出の場「社会デザイン工房『共創館』」を設置、「アントレプレヌールシップ教育プログラム」、「価値共創デザイン教育プログラム」、「ビジネスモデル仮説検証プログラム」を提供することにより、事業化マインドを持った人材(EDGE人材)を育成し、我が国の持続的なイノベーション・エコシステムのハブ形成に貢献することを目指しています。プログラムに関しての詳細は、WASEDA-EDGEウェブサイトをご参照ください。

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出典

(1)  「技術シーズ選抜育成プロジェクト〔ロボティクス分野〕」について, 科学技術振興機構(JST)

関連資料

お問い合わせ先

早稲田大学研究戦略センター TEL:03-5286-1975

 

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