英語圏の大学へ留学するには十分な英語力が必要となるのは言うまでもありません。 TOEFL®テスト(Test of English as a Foreign Language)は、主に英語圏の大学・大学院が英語を母国語としない学生の入学要件として課している(スコアカードの提出を求める)英語のテストで、米国の非営利教育団体であるETS(Educational Testing Service)が作成したものです。 大学が実施する交換留学などの留学プログラムはもちろん、英語圏への長期留学を目指す人には必要となりますので、早めに受験することをお勧めします。 具体的には、TOEFL®テストのスコアが要件となっている留学プログラムで留学しようとする場合、原則として留学開始時の1年以上前には、すでに各プログラムが要求するスコアをもっている必要があります。 したがって、2025年9月出発の場合、留学センターへの願書提出は2024年の10月ですから、この時点で要求スコアがなければ、応募資格がありません。 例年、8月~9月の試験日が予約で埋まる傾向があるので、早目に受験されておくことをお勧めします。
日本では、2006年7月からインターネット版TOEFL®テスト(TOEFL iBT®)が開始され、現在は原則としてこのTOEFL iBT® のみ実施されています。
テスト内容、並びに試験の受験方法などについてはETSのホームページにてご確認ください。
https://www.jp.ets.org/toefl/test-takers/ibt/about.html
TOEFL iBT®は受験後のスコア受け取りまでに約4週間以上かかるため、計画的な受験を行なってください。また早稲田大学で実施しているTOEFL ITP®テストは、TOEFL iBT®よりも手軽に受験することができますので、まずはTOEFL ITP®テストでTOEFL®テストを体験してからTOEFL iBT®に臨むことをお勧めします。 TOEFL ITP®テストは原則として学内選考および派遣候補大学へ提出するスコアとしては利用できませんが、一部のプログラムで利用可能です。各自、最新のプログラムでご確認ください。
最新の情報は必ずTOEFL®テスト公式ホームページ(英語)で確認してください。
TOEFL iBT®に関連する情報は、留学センターから配信されるものより上記の公式ホームページに記載されているものを常に優先します
早稲田大学では、TOEFL®テストの団体向けテストプログラムTOEFL ITP®テスト(Institutional Testing Program)を実施しています。 英語圏の大学への留学を考え始めたら、自分の英語力を知るためにも、まずこのTOEFL ITP® を利用してTOEFL®テストを体験してみてください。 まず自分の弱点がわかれば、TOEFL iBT®を受験するまでの勉強のポイントもわかるはずです。 留学センター主催の留学プログラムなどにおいても、一部のプログラムに対して応募時に必要となるTOEFL®テストスコアとして、このITP のスコアを使用することができます。 ITPでの出願可能なプログラムについては最新のプログラムリストを留学センターホームページにてご確認ください。
過去に使われた実際のテスト(TOEFL PBT®)を体験し、本番の問題傾向を知ることができます。 どんな試験でも初めて受験する時は、要領がわからなかったり、雰囲気に慣れなかったり、試験の内容以前の問題で緊張してしまうものです。ITPを受験し、実際のテストでの高得点を目指してください。