所属箇所:海外オフィス(シンガポール)T・Mさん
入職年次:1995年入職(新卒採用)

担当業務の紹介

私の勤務しているシンガポールオフィスは、数多くある早稲田大学の海外拠点の1つとして、2004年4月に開設されました。オフィスは本学系属校の早稲田渋谷シンガポール校内にあり、本学専任職員1名、および管理職1名(早稲田渋谷シンガポール校事務長兼務)が駐在しています。大学の業務に携わっていない方々からすれば、「日本の大学の海外オフィス」と聞いても、どのような活動を行っているかピンとこない方のほうが多いのではないでしょうか。早稲田大学のシンガポールにおける活動としては

  • 1)海外協定校との共同プログラムの実施
  • 2)サマープログラム(夏季業中の短期留学プログラム)等の教育活動や研究活動の実施
  • 3)高等学校(系属校)の経営
  • 4)東南アジア地域での学生募集
  • 5)シンガポール在住卒業生とのネットワークづくり

などがあり、シンガポールオフィスではそのすべてが業務範囲となります。具体的には、

  • 本学およびシンガポールの南洋工科大学との間で共同運営されるDoubleMBAプログラムの実施支援
  • 本学がシンガポールにて展開している早稲田バイオサイエンスシンガポール研究所(WABIOS)の設置
  • 運営支援・早稲田渋谷シンガポール校の教務事務システム、ネットワークリソースの運用支援
  • シンガポール稲門会(同窓会)の運営支援
  • 海外AO入試の遠隔面接サポート
  • シンガポールを含む東南アジア地域における広報活動、学生募集活動支援
  • 早稲田大学内関係各箇所とのリエゾン
  • 東南アジア地域における情報収集

があります。

少人数職場にしては業務が多いと感じるかもしれませんが、早稲田渋谷シンガポール校のスタッフにも協力いただき、早稲田大学の国際競争力強化に貢献すべく活動しています。

早稲田大学職員を目指す皆さんへ

日本の18歳人口が減少し大学全入時代となった今日、日本の大学が生き残るためには、「世界的に認められた大学」になること、すなわち国際競争力の強化が必須となっています。
それに伴い、大学の業務は非常に多様化し、また従来にない新しい業務(戦略)の創造も求められるようになっています。
多様化・創造化した業務遂行の為に、現在の職員には、特定の領域での専門知識やノウハウを持った「スペシャリスト」であることと、それらを有機的に結びつけ、新たな大学戦略を提案できる「ジェネラリスト」であることが併せて要求されていると思います。ともすると、二律背反かもしれない能力を併せ持つことは容易ではないかもしれませんが、やりがいはあります。大学職員を目指す皆様、我々と一丸となって「世界のWASEDA」を目指しましょう。

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WASEDA University

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