所属箇所:メディアネットワークセンターT・Aさん
入職年次:2007年入職(新卒採用)

担当業務の紹介

メディアネットワークセンター(以下、MNC)を一言で言えば「早稲田大学の情報化戦略を実行するための組織」です。私は入職してすぐにMNCに配属され、今年で3年目となります。MNCで働くことの魅力は、その業務が大学全体に影響するため、大学全体の動きを見渡すことができることです。

最初の2年間は主に学生向けの情報セキュリティのセミナーや情報系の授業運営に関する業務を担当しました。MNCでは情報系の授業を多数開講しており、社会のニーズや学生の履修状況などを見ながらカリキュラムを見直していますが、私が入職した時がちょうど数年に1度のカリキュラム改革の年でした。必要なデータを集めたり、他学部にヒアリングをしたりと大忙しでしたが、業務を通じて大学教育について考える貴重な経験となりました。

3年目の現在は担当業務が大きく変わり、学内の情報インフラの整備に関する仕事に取り組んでいます。例えば、早稲田大学には多数のコンピュータルームがありますが、必要な機器(PC、プリンタやネットワーク機器など)やシステムの調達・導入・運用・保守などを担当しています。勿論、実際にMNCの職員が全ての作業を行うのではなく、アウトソーシングを活用しながら、企業の力を借りて業務を進めています。単なるITの知識のみならず関係企業を管理するマネジメントスキルも求められおり、勉強の毎日を送っています。

早稲田大学職員を目指す皆さんへ

早稲田大学の職員業務は大きな変革の時期を迎えているように感じます。MNCでの3年間の経験を通じて、これからの大学職員には新しい業務の企画・立案を行い、それを遂行してく力が求められていることを実感しています。

大学には学生・教員・職員に加えて、校友・企業・行政・地域社会など様々なステークホルダーが存在し、それぞれが多様なニーズを持っています。ニーズの中には、大学への要望や問合せといった形で明らかになるものもあれば、目には見えないけれど多くの人が心の中に抱えているようなものもあります。これからの大学にとって特に重要となるのが、「潜在的なニーズを捉えて新しいサービスを企画・提案する」ことです。大学間の競争がグローバルに展開する今日、斬新で質の高いサービスをいかにして生み出すかが、生き残りの鍵となるからです。

大学特有の多様なニーズを掘り起こしながら、従来型の業務と並行して同時に新しい業務を常に考えていく。これを「面白い!」と感じることができれば、新サービスを生み出す上で何よりも大きな推進力となるはずです。
皆さんと一緒に楽しみながら働くことができる日を心待ちにしています。

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