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ビジネスリーダーからのメッセージ

Thu 21 Sep 23

Thu 21 Sep 23

ビジネスリーダーからのメッセージ
今、目の前のことに打ち込め
中田 誠司 大和証券グループ本社 代表執行役社長 CEO

私自身は、1979年4月に早稲田大学へ入学しました。学生時代はサークル活動(競技スキー)に明け暮れた4年間でしたが、サークル活動に打ち込んだことが縁で、サークルの先輩に誘われて入った会社が大和証券でした。社会に出ても、多くの卒業生がいることは早稲田の良さの一つであり、稲門会という卒業生組織は全国、全世界にネットワークを広げています。
早稲田には141年以上にも及ぶ歴史があり、古きに頼るだけではない進取の精神、ベンチャースピリットもあります。例えば、上場企業における最年少社長記録は、早稲田大学の卒業生です。彼は学生の時から起業に熱中していたと聞きます。もちろん彼だけではなく、多くのベンチャー経営者が早稲田から育っています。

いまでは早稲田大学評議員会の副会長を務めさせていただくなど、早稲田に深く関わっている私ですが、そんな私から皆さんへ伝えたいことは「今、目の前の事に打ち込め」です。全世界から多士済々の若者が集まる早稲田には、無限の可能性がありますが、その繋がりを活かせるかどうかは皆さんの行動次第です。学業に邁進することはもちろん、私のようにサークルに打ち込むでもいいと思いますし、起業するのもいいでしょう。もしかするとやりたいことがまだ見つかっていない方も多いかもしれませんが、そういう時こそ今できることに精一杯取り組んでみてください。一生懸命になって取り組めば、必ず道が開けてくると思います。そしてその時、早稲田での学友や卒業生がきっと力になってくれるはずです。

いま早稲田大学は「2050年にはアジアで最も学びたい大学になる」ことを目指し様々な改革を実行しています。現在、世界経済の中心は欧米にありますが、2050年にはアジアの台頭がさらに顕著になっていることは、人口動態を見れば明らかです。そのアジアにおいて最も学びたい大学となるには、在学中のみならず卒業後においても「早稲田を卒業してよかった」と思われる必要があります。そのためには我々卒業生もより一層奮起し世界に貢献していく必要があると思っています。在学生である皆さんのみならず卒業生である我々も一緒になって、共に「世界で輝くWASEDA」を実現させましょう。

1983年政治経済学部卒業。<br />
卒業後、大和証券入社。長年にわたり投資銀行業務を中心に法人畑を歩む。また、企画・人事副担当の役員時には大和ネクスト銀行の立ち上げや不動産アセットマネジメント会社の買収等、事業拡大を主導。2009年大和証券グループ本社取締役兼常務執行役、2016年同社副社長を経て、2017年4月より現職。

1983年政治経済学部卒業。
卒業後、大和証券入社。長年にわたり投資銀行業務を中心に法人畑を歩む。また、企画・人事副担当の役員時には大和ネクスト銀行の立ち上げや不動産アセットマネジメント会社の買収等、事業拡大を主導。2009年大和証券グループ本社取締役兼常務執行役、2016年同社副社長を経て、2017年4月より現職。

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