「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」記念講座シンポジウム2023
データジャーナリズムとは何か
~データ分析と可視化報道の現在地~
「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」記念講座シンポジウム2023として、データジャーナリズム(データ報道)をテーマとするシンポジウムを開催します。
官民のオープンデータなどを活用するデータジャーナリズムは、デジタル時代の調査報道として注目を集めています。特に、新型コロナ感染症のパンデミックにおいては、世界各国のメディアが、感染関連データを様々な視点でビジュアルに見せることで、パンデミックの状況や問題点を市民に伝えました。また、国内では、交通事故のオープンデータを分析して、事故が多発している小さな交差点を「見える化」した記事やサイトが、社会課題の解決につながる報道として反響を呼んでいます。
本シンポジウムでは、こうしたデータジャーナリズムを実践する専門記者二人にご登壇いただき、データジャーナリズムの取り組みや意義、課題について語っていただきます。
※「ジャーナリズムの現在(石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座)」(春クオーター科目)の一環として開催します。シンポジウムにおける報告・パネルディスカッションの詳細を早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2023講義録(書名は未定)に収録予定。
日 時
2023年5月18日(木)開場12時30分、開演13時00分~15時00分
<場 所>
大隈記念講堂 小講堂(定員150名) ※入場無料、要事前登録
<事前登録> * 以下の参加申し込みフォームよりご登録ください。*
「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞記念シンポジウム2023」参加申し込みフォーム
※事前登録は、【5月18日(木)10時まで】に申請ください。
※「ジャーナリズムの現在(石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座)」の受講生は、本事前申し込みは不要です。
<対 象>
学生、教職員、一般の方
<登壇者略歴>
- 山崎 啓介氏
2008年に朝日新聞社入社。システム部、徳島総局、科学医療部、米スタンフォード大客員研究員などを経て、現在、デジタル企画報道部記者。データ分析を活用した「みえない交差点」の企画報道で、「Internet Media Awards 2023」を受賞。 - 荻原 和樹氏
2010年に東洋経済新報社入社。スマートニュース メディア研究所を経て、現在、Google News Lab Teaching Fellow。データ可視化とデータ報道に取り組み、グッドデザイン賞などを受賞。著書に『データ思考入門』(講談社新書)など。
<司 会>
瀬川 至朗(早稲田大学政治経済学術院教授)
<プログラム(予定)>
- 趣旨説明 瀬川至朗(早稲田大学政治経済学術院教授)
- 報告①(「みえない交差点」から見えたデータジャーナリズムの可能性)・山崎啓介(朝日新聞デジタル企画報道部記者)
- 報告② (新型コロナ禍を経て高まる「データ可視化」の重要性)・荻原和樹(Google News Lab Teaching Fellow)
- 登壇者3名(山崎氏・荻原氏・瀬川教授)によるパネルディスカッション
- 質疑応答
<主 催>
早稲田大学広報室/「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」事務局
<お問い合わせ>
「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」事務局 [email protected]