早稲田大学理工学術院総合研究所(所長:中川義英)と、JX日鉱日石エネルギー株式会社(社長:一色誠一以下、「JXエネルギー」)は、2010年3月から実施している「低炭素社会の実現に資する革新的基盤技術分野」の組織的連携活動注1の2012年度成果報告会を3月19日に開催しました。
本成果報告会では2012年度から新設した「若手奨励研究」注2などの発表があり、優秀な成果を上げた以下の3名の研究者にJXエネルギー優秀研究賞を授与しましたのでお知らせいたします。
JXエネルギー最優秀研究賞 1件
早稲田大学大学院先進理工学研究科 助手 助川敬氏:「ブラシ型ラジカルポリマーとフロー電池」
JXエネルギー優秀研究賞 2件
早稲田大学大学院先進理工学研究科 修士2年(※受賞時) 酒井求氏:「ゼオライト膜を用いた炭化水素分離」
独立行政法人 土木研究所/早稲田大学招聘研究員 百武壮氏:「機能コーティングを用いた構造物のヘルスモニタリング」

前列左から、受賞者百武 壮氏、助川 敬氏、酒井求氏、後列左から、早稲田大学先進理工学部長 西出宏之教授、JXエネルギー取締役常務執行役員研究開発本部長 岡崎肇氏
註
注1:低炭素化社会の実現に資する、「エネルギー材料」、「高機能材料」、「電子材料」分野の研究を行うこと、および、その利用による革新的基盤技術確立に繋がる共同研究テーマの創出を行う。
注2:早大博士課程の学生、博士研究員、招聘研究員などの35歳以下の研究者を主対象としたもの。