採択箇所
大学院アジア太平洋研究科
取組名称
アジアの地域ガバナンス・地域協力を支える指導者養成プログラム
本学プログラム設置の目的
グローバル化とともに、東アジア地域では実質的な経済社会統合が進展している。近年では各国政府が積極的に地域協力制度を強化するだけではなく、「東アジア共同体」や「APEC共同体」などの地域共同体構想も提唱されるようになった。これらの地域協力や地域統合の推進は、東アジア地域の平和と繁栄のためだけではなく、地球環境問題などのグローバル・イシューの解決や日本の経済・社会における新たな成長のためにも必要である。
こうした点をふまえ、本研究科では、「地球益」と「地域益」の実現に貢献する高度な専門性を持った人材育成を目的としたカリキュラムを重点的に強化してきた。特に、平成19年度から5年間、グローバルCOE 「アジア地域統合のための世界的人材育成拠点」事業を展開し、この方面では他の追随を許さない蓄積を有していると自負している。
このような背景から、今回、「アジアの地域ガバナンス・地域協力を支える指導者養成プログラム」を設置する。目的は、アジアの地域ガバナンス・地域協力に関する研究とともに、調和的で持続的なガバナンスの実践に貢献できる人材を育成することである。本プログラムが養成するリーダーは、世界の成長センターといわれるアジア地域のダイナミックな動向を敏感かつ体系的に理解し、グッド・ガバナンスと地域協力を推進する。そして、地域と日本の未来を同時に切り開く役割を担う。
優先配置人数
計20名(単年度あたり)
- 修士課程:15名
- 博士後期課程:5名 *2013年度から5年間継続
リンク
以上