早稲田大学高等学院の増築工事(Ⅱ期)の起工式が11月12日、練馬区上石神井の同校で行われました。
早稲田大学高等学院は、1956年に上石神井に移転して以来、緑豊かな環境の中で多くの優秀な人材を育成してきました。このたびの増築にあたっては、ケヤキとイチョウの並木道、各校舎間をつなぐ屋外デッキなどを、学院を象徴する“原風景”と考え、新校舎において「記憶を継承」します。校舎間をつなぐデッキを一部拡張し連続させ、たまりの空間を設けることにより、幅広い世代にまたがる学生間の交流を誘発する「コミュニケーション空間」を創出。この屋外デッキの下にはピロティ空間が生まれ、快適な半外部空間となる予定です。
起工式では、工事の安全と新校舎への期待を込め、鎌田総長が掛け声とともに鍬入れを行いました。列席者には学院出身者も多く、学院時代の思い出を振り返りながら、新たな施設への期待を熱く語り合っていました。
早稲田大学高等学院では、このたびの整備事業および今後の整備計画を含め、教育環境をより充実したものとするべく、教育環境整備・充実事業募金を実施しております。これまでのご支援に心より御礼を申し上げるとともに、今後も一層の努力を重ねてまいりますので、ご支援をよろしくお願いいたします。
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