2011年度グローバルオナーズカレッジ開催
「グローバル社会の持続可能性について」をテーマに

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2011年度グローバルオナーズカレッジプログラムが行われ、8大学から28名が参加しました。今回のグローバルオナーズカレッジプログラムは OnlinePhase (前期)およびシンガポール国立大学での OnsitePhase (夏季集中)により構成。海洋生物学・海洋保護、社会人間環境学、生物学・地球環境科学、国際貿易・理論経済の分野で世界の第一線で活躍する4名の教員の指導のもと、これまでの共通主テーマ「Sustainability」を根幹に、今年度の副テーマである「Food」について掘り下げました。

OnlinePhase は、ウェブサイト上に掲載されるオンデマンド講義、ディスカッションの議題や文献資料、課題などにより行われ、学生は講義を受講して課題を提出するだけでなく、他の学生が提出するレポートに対し必ずコメントすることが求められました。実際、1つの課題に217件のコメントが寄せられるなど、対面以上の活発な議論が行われました。

その後 OnsitePhase では、教員、参加学生全員がシンガポール国立大学に集まり、OnlinePhase で得た考えや知識を軸に、さらに深いテーマ学習、研究を実施。現代社会が抱える地球規模の課題についてさらに解決の糸口を探るため、フィールドスタディやグループワーク、ディスカッションが対面で繰り広げられ、そのための研究や学習は連日講義時間外にも続きました。

8月19日最終日は、これまでの集大成として「持続可能性と食料に関係する内容について、生物物理学的観点および社会経済学的観点の両面からの政策提言を含む研究報告をする」というテーマで、グループごとの発表が行われました。

「ブリティッシュコロンビアにおける鮭漁業」、「ヤシ油産業は持続可能か」、「米プロジェクト」などをテーマに7つのグループが各々30分間の発表を行い、そこで熱く交わされた意見は参加学生の共通の課題として認識され、各教員の総評で幕を閉じました。

参加した早大生にとって、このようなトップクラスの海外学生と肩を並べて学習することは大変刺激的で貴重な経験となり、早速、自身の将来への課題等が見えてきたという感想も出ています。また、海外学生にとってもこのプログラムが大変有意義な体験となったようです。海外学生の感想を一部レポートよりご紹介します。

I just wanted to thank all of you for all the time and effort put into creating and coordinating the wonderful programming for the Global Honors College. Together the online and on-site components have been one of the most rewarding academic and international experiences of my life. I feel that I now have a much more critical and in depth understanding of the issues surrounding global sustainability. In my future pursuits, especially in my studies of public policy, I believe this global and multidisciplinary perspective will be very helpful. Also, I had a truly fantastic time exploring and learning about Singapore, a chance I likely would not have gotten if not for this program. In fact, this trip was my first time in an Asian country other than China, so the field trips and sight seeing with fellow students provided a great introduction. Moreover, I treasure the friendships that developed throughout our time together. It is rare to have the opportunity to meet students from so many different institutions and countries in one class, and it is perhaps even rarer to get to know them so well and become as close as we all did through the program. GHC has been an amazing and invaluable experience for me, so thank you again for making this program possible.

Alice Xiang (Harvard University)

グローバルオナーズカレッジ参加大学

ハーバード大学、イェール大学、、マサチューセッツ工科大学(MIT)コロンビア大学、シンガポール国立大学、北京大学、ワシントン大学(シアトル)、高麗大学校、早稲田大学の計9校

以上

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WASEDA University

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