「本庄スマートエネルギータウンプロジェクト」が発足

「本庄スマートエネルギータウンプロジェクト」が発足

自然エネルギーを活用した5000人規模のモデル都市実現へ

 

2011/05/19

早稲田大学(総長:鎌田薫)と財団法人 本庄国際リサーチパーク研究推進機構(機構長:橋本周司)は5月17日、埼玉県本庄市の上越新幹線本庄早稲田駅周辺で整備が進む土地区画整理地区において、自然エネルギー(バイオマス、地中熱、太陽熱、太陽光など)を有効に活用し、地域のエネルギーや交通システム、ライフスタイルを総合的に組み合わせ、エネルギー効率を高めて省資源化した地方版スマートシティのモデル「本庄スマートエネルギータウンプロジェクト」を発足させましたのでお知らせいたします。同プロジェクトは3年計画で、企業や自治体など関係機関と連携して気候変動や東日本大震災後の電力不足事情にも対応した新しい街づくりに取り組みます。

同プロジェクトでは、進行中の土地区画整備事業において5000人規模のニュータウンを造り、早稲田大学の環境・エネルギー分野の研究者が本庄キャンパスに集結。複数の研究者が連携して早稲田の知を街づくりに生かし、気候変動対応型の次世代モデル都市を国内外に向けたショールームとして実現します。

埼玉県内などから22社が会員として参加。今後、住宅用のインフラとしての地中熱システムや超小型電気自動車、超軽量小型モビリティ(ULV)、太陽光パネル、蓄電池、太陽熱集熱器、通信機能などを持つスマートメーターの仕様などを検討するワーキンググループなど、商業施設やカーシェアリングシステム、バイオマス原料の具体化、電力需給を調整するスマートグリッドの実証試験など、合計5つのワーキンググループに分かれて活動を開始します。同プロジェクトは現在も会員参加を募っており、2014年度までの事業化を目指しています。

発足式では橋本周司機構長が「早稲田大学の技術・研究を活かし、本庄市や各企業・機関の協力のもと、市民の皆様が満足できる街づくり、復興ではない新たな国づくりの起点にしたい」などと抱負を語り、吉田信解本庄市長は「環境に配慮した街づくりをして、日本国内だけでなく世界に発信したい。その大きな一歩を踏み出しました」などとあいさつしました。

本庄スマートエネルギータウンプロジェクト概要

プロジェクトの問合せ先

財団法人 本庄国際リサーチパーク研究推進機構(http://www.howarp.or.jp/)

 

 

以 上

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