3月25日・26日に総長室にて2010年度総代学位記授与・小野梓記念賞の授与が行われました。
鎌田総長は冒頭に「現在の日本も国家の存亡をかけた大きな危機に直面しています。もともと政治の混迷や経済の停滞、財政の逼迫等の閉塞感に覆われていたところに、この大災害に襲われ、経済活動のさらなる減速も余儀なくされています。また私たちの豊かで快適な生活がきわどいバランスの上に成り立っており、今後しばらくは今までと同様な生活を続けるのは難しいことが明らかなりました。皆さまは、この困難な時代の牽引車として活躍してくれるものと確信しています。」と述べ、卒業する受賞者たちの社会での活躍に期待をこめました。
東北地方太平洋沖地震等の影響により、3月25日・26日予定されていた2010年度卒業式・大学院学位授与式(学部卒業者9,457名、芸術学校卒業者91名、大学院修士課程1,903名、大学院専門職課程705名、博士学位受領者218名、合計12,374名)は残念ながら中止となりましたが、授与後の懇談会では今後の社会での活躍をそれぞれに固く誓いました。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
2010年度 卒業生総代・博士学位受領者・小野梓記念賞一覧
http://www.waseda.jp/jp/news10/data/110325_sodai.pdf
以 上