場所: 宝泉寺 撮影: 2018/1/22

早稲田大学に隣接している寺院です

南門通りにある宝泉寺

早稲田をイメージさせる「勝守り」

技術的にも資料としても価値の高い江戸時代の梵鐘(新宿登録有形文化財)があります
早稲田キャンパスと戸山キャンパスを結ぶ南門通りにある宝泉寺をご存知でしょうか。宝泉寺は早稲田の地に約1200年前からある歴史の長いお寺です。かつてはキャンパスの大部分を寺領としたそうです。毘沙門天が安置されていたことで勝負事にご利益があると有名になり、江戸で最初に富くじが行われた寺院として「富興行一件記」に記されたそうです。また、その境内から高額の小判が出て来たというお話も残されています。
宝泉寺の「勝守り」は、受験生をはじめ、多くの体育各部が持つお守りとして知られています。本学のスクールカラーのえんじの生地に白抜きで「W」の文字が入った御守りです。入試を目前に控えた受験生やそのご家族の方が、御守りを授かっていらっしゃいました。本学では、2月12日の文化構想学部を皮切りに、2月22日の社会科学部まで各学部の一般入試が実施されます。受験生の皆さんが入試で力を発揮できる事を願っています。
この日は、雪の舞う寒い日でしたが、宝泉寺の境内には、一輪の椿が開花していました。まだまだ寒い日が続きますが、春に向けてゆっくりと月日が流れているのを感じます。試験期間中の在学生も、受験生の皆さんも、晴れやかな気持ちで春を迎えられるように、最後まで頑張りましょう。(ま)