山口八九子の代表作が展示されています

場所: 早稲田大学會津八一記念博物館  撮影: 2016/5/24

1階のメイン展示会場です

2階にも多くの掛軸が展示してあります

代表作「牡丹屏風」

絹に描かれた「三条月宵」

山口八九子(はちくし)の展覧会が、5月11日(水)から6月18日(土)まで、會津八一記念博物館で開催されています。
これまで数度開催されましたが、今回は未公開の作品や、代表作「牡丹図屏風」の11年ぶりの展示などの作品を見ることができます。

山口ハ九子は明治23年に京都で生まれ、昭和8年に44歳で没しています。京都の美術学校で学び、20歳ごろから才能を開花し、多数の作品を残しています。若いころから病気がちで、和歌山県で療養生活を送ったこともありました。その頃の作品も残されています。

歌人でもあった山口八九子の作品の中には、歌を詠んでから絵をつける俳画風の作品も存在するそうです。山口八九子の次女が、早稲田大学の美術の先生と知り合いだったこともあり、大学に多数の作品が寄贈されました。早稲田大学以外では、京都国立近代美術館、京都市美術館、和歌山県立近代美術館にも、少数ですが作品が保管されています。

今回の展示会では、表装を業者に依頼し、時間をかけてきれいにした状態で展示されています。緻密な描写の絵、さらさらと一筆書きで描いたような素朴な絵、かわいらしい動物の絵など、バラエティに富んだたくさんの作品を見ることができます。

柔らかな照明に照らされた作品の数々に触れ、山口八九子の世界を感じてみてはいかがでしょうか。(や)

展示概要

【休館日】5月11日(水)~6月18日(土)

【休館日】10時~17時 ※会期中の金曜日は18時まで、入館はそれぞれ閉館の30分前まで

【休館日】日曜・祝日

【入館料】無料

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