早大生の故郷
早稲田界隈・大隈通り商店街
1940~50年代の大隈通り商店街。そこには街と大学が一体と なって刻んできた早稲田の歴史がある 。(写真提供:大隈通り商店街 KY商店会長 薮内健治氏)
その歴史は大学とともにあります。
大隈講堂前からグランド坂下まで
都電「早稲田駅」に向かって続く道。
今も昔も変わらず、庶民的で馴染みやすいお店が並ぶ
早大生の故郷、大隈通り商店街です。
下宿屋、定食屋、飲み屋、喫茶店、雀荘、文房具屋、仕立屋、書店……
学生や教職員の日々の生活のすべてを支え、そして
早稲田ファンのさまざまな思い出を潤していました。
昨秋には、活気あふれるオープンテラスをもった「グッドモーニングカフェ早稲田」が出店。
また早稲田キャンパス内には、周辺商店連合会がお弁当などを販売する「マチェリア」がオープン。
大学と街が一緒になって、あたらしい早稲田界隈を創り上げています。
それでも、不思議に懐かしさが沁みてくるのは、
それぞれの歩んだ青春の道を、ふと、思い起こさせる場所だから──
かもしれません。