11月8日、早稲田大学にて「障がい学生支援交流会」が行われました。障がい学生と支援学生が集まり、ともに障がい学生支援について考えるという目的で、今年度初めての試みとして実施したものです。2013年度までは、早稲田大学と筑波大学の障がい学生、支援学生が、情報交換やディスカッションを通じて、障がいや支援に関する理解を深める交流会を行っていました。今年度は、幹事を担当した早稲田大学障がい学生支援室と筑波大学障害学生支援室の学生の発案で、より多くの大学の学生の方に参加してもらおうということで近隣の大学にも呼びかけ、7校から計33名の障がい学生、支援学生が参加しました。企画内容の立案から、他大学への連絡、当日の進行まですべてを学生が担当しています。当日は、一緒に昼食を食べた後、バリアフリーの視点でのキャンパスツアー、各大学の支援体制紹介、グループディスカッションを行い、情報や意見を交換しながらともに考えを深めていきました。
参加した学生からは、「障がい学生支援室に関わっている多くの学生さんたちに、会って話すことができたのも良かったです」、「他大学の方と話す機会はあまりないので、貴重な体験ができました」という感想があり、貴重な交流の機会となりました。
2016年の障害者差別解消法の施行を控え、各大学で障がい学生支援が広がりつつありますが、支援の現場に関わる学生のつながりが広がるきっかけになるような交流会でした。