BCGシニア・パートナー マーティン・リーブス氏が語る、「Your Strategy Needs A Strategy(『戦略にこそ「戦略」が必要だ』)」(参加費無料)
事業戦略には様々な戦略理論があります。環境の機会と脅威を重視したポーターのポジショニング・ビュー、経営資源に着目したリソース・ベースト、市場創造の観点からその双方の融合を目指したブルー・オーシャン戦略等は皆さんもご存じかと思います。それぞれの理論はよく読むと共通部分もありますが確かに違いもあり、どのように使い分けるかに悩むマネジャーは少なくありません。
私たちは「場合による」という言葉を使うときがありますが、戦略も「コンテクスト(文脈・状況)」によって何がふさわしいかが変わってきます。社内にある複数事業のコンテクストが異なる場合、全ての事業に対して同じ戦略アプローチでよいのでしょうか?
2015年6月にBCG(ボストン・コンサルティング・グループ)から米国で出版された「Your Strategy Needs A Strategy(原題)」は、どのような戦略がどのような外部・内部環境下でふさわしいかの具体的な枠組みを5つのパターンに分けて提示してくれる画期的な戦略論です。
2016年2月の日本語版『戦略にこそ「戦略」が必要だ』(日本経済新聞出版社)の出版に合わせて、著者の一人であるマーティン・リーブス氏(BCGシニア・パートナー、BCGブルース・ヘンダーソン研究所所長)が来日する機会を捉えBCGとWBS(早稲田ビジネススクール)共催でセミナーを開催することになりました。
事業環境の見極め方、どのような事業環境下でどのような戦略を選択するべきなのか、各戦略の特徴は何か、各戦略の立案・実行時の留意点、異なる複数の戦略アプローチをどのようにマネージするべきか等について事例を交えながらお話しします。パネルではBCGの日本人パートナーも迎え、WBS准教授池上と既存の戦略理論との関係なども含めて議論を展開する予定です。
■出演
マーティン・リーブス
ボストン コンサルティング グループ(BCG) ニューヨーク・オフィス シニア・パートナー&マネージング・ディレクター。BCGブルース・ヘンダーソン研究所所長。BCGフェローケンブリッジ大学修士(自然科学)、クランフィールド大学MBA(経営学修士)。ゼネカ(現アストラゼネカ)を経て、1989年にBCGロンドン・オフィスに入社。世界各地の企業や業界団体に対して戦略、組織両面で数多くのコンサルティングを行っている。東京オフィスにも8年間在籍し、ヘルスケアを中心とする多国籍企業に対して様々な戦略策定・実行を支援した。共著に『Your Strategy Needs a Strategy』(Harvard Business Review Press)。
■モデレーター
池上重輔 早稲田大学商学学術院 総合研究所 WBS研究センター准教授
■日時
2016年2月22日(月) 19:00-21:00
■スケジュール
18:30 開場
19:00 – 19:10 挨拶
根来龍之 早稲田大学ビジネススクール教授、同ビジネススクール・ディレクター(統括責任者)
19:10 – 20:30 ご講演(日英同時通訳付き)
マーティン・リーブス氏 BCGニューヨーク・オフィス シニア・パートナー
20:30 – 21:00 パネル & 会場とのQ&A
マーティン・リーブス氏 BCGニューヨーク・オフィス シニア・パートナー
池上重輔 早稲田大学商学学術院 総合研究所 WBS研究センター 准教授
北沢真紀夫氏 BCG東京オフィス パートナー
21:00 終了
■会場
早稲田大学 早稲田キャンパス 22号館201教室(2階) ※案内図
〒169-0071 東京都新宿区西早稲田1-7-14
■参加費
無料 ⇒お申込みはこちらから
■主催
早稲田大学ビジネススクール
ボストン コンサルティング グループ(BCG)
■問合せ
早稲田大学アカデミックソリューション [email protected]