校友の皆様をお招きし、交流・親睦の機会としていただくことを目的とした、2013年度ホームカミングデー・稲門祭が10月20日に開催されました。
ホームカミングデー記念式典では、鎌田薫総長が式辞を述べました。
「早稲田大学が高い社会的評価を受けているのは、校友の皆さまが、早稲田大学での学生生活を通じて、深い学識と幅広い教養、そして何よりも豊かな人間性を身につけ、卒業後は国内外のさまざまな分野で大いに活躍されていらっしゃることが大きく寄与している、と私たちは考えています。この場をお借りして、59万校友の皆さまに深甚なる敬意を表するとともに、早稲田大学の発展のために、教育・研究・大学運営などさまざまな側面で、校友の皆さまが本学に対してさらなるご指導・ご支援を下さるよう、お願いを申し上げます。」
また本学卒業後45年を迎えられた弁護士の大澤孝征氏(1969年・第一法学部卒)よりご挨拶いただきました。大澤氏は「常識そのものに疑問を持ち、少数派でも自分の正義感に合致するような意見を持つことこそ、早稲田で学んだ在野精神ではないかと思います。私をはじめ、皆様は早稲田を誇りにこれまで皆さん生きてこられたと思います。その誇りを確かめ、今日のホームカミングデーを早稲田三昧して楽しもうではありませんか」と述べ、校友の活躍を祝しました。
式典後に行われた稲門祭では、下村博文文部科学大臣(1978年・教育学部卒)および鎌田総長が参加し、早稲田をさらに魅力ある大学にするには何が必要かを語った「早大改革のためのパネル討論会 早稲田新生!」、また田原総一郎氏・堀江貴文氏と学生が議論を交わした「大隈塾稲門会スペシャル」、さらに東北の復興をテーマとした「稲門祭大隈塾×福澤諭吉記念文明塾」など、多くの催しが行われました。あいにくの雨にもかかわらず、キャンパスは校友の方々で賑わいを見せていました。