校友の皆様をお招きし、交流・親睦の機会としていただくことを目的とした、2012年度ホームカミングデー・稲門祭が10月21日に開催されました。ホームカミングデー記念式典では、李亮燮(イヤンソプ)氏に名誉博士学位を贈呈いたしました。

李亮燮氏

ホームカミングデー記念式典

名誉博士学位贈呈の様子

稲門祭オープニングセレモニー
鎌田総長は式辞にて次のように述べました。
「高麗大学校は、韓国の早稲田大学とも言われ、本学とは格別の友好関係を結んでいます。学術交流はもちろん、スポーツや囲碁の対抗戦など、さまざまな分野で教職員・学生・校友の交流が積極的に展開されています。こうした交流を物心両面で強力に支えていただいた高麗大学校校友会の会長であり、現代自動車前社長として韓国の自動車産業を飛躍的に発展させた李亮燮様には、この後、この場をお借りして、早稲田大学名誉法学博士の称号を贈呈させていただくこととしております。」
また、ホームカミングデー招待者を代表して、本学卒業後45年目を迎えられた映画監督の小栗康平氏よりご挨拶を賜りました。
式典後に行われた稲門祭では、収益金が「稲門祭奨学金」となる稲門祭記念品の販売や、震災と復興のシンポジウム「被災地からのメッセージ」、歌手のクミコ氏によるミニコンサート「きっとツナガル」、田原総一郎氏がモデレーターとなり復興への課題を議論した「大隈塾稲門会スペシャル」などの様々なイベントが開催されました。また、早慶OB・OGがコラボしたイベント「『早慶スポーツ名勝負』を語る」、「稲門祭大隈塾×福澤諭吉記念文明塾」が慶応大学三田会と共催で行われました。
秋晴れの下、会場は休日にもかかわらず、校友の方々で賑わいを見せていました。