早稲田大学職員による「Hello! WASEDAプロジェクト」が、9月と10月、佐賀県唐津市内で、地域のみなさんとの交流イベント『Hello! WASEDA in 佐賀』を開催しました。ボランティア活動や、早稲田大学で行っている授業の体験講座などを通じて、今年誕生した系属校「早稲田佐賀中学校・高等学校」の地元である唐津市民、そして周辺地域のみなさまと交流を深めました。
同校は4月、大隈重信生誕の地である佐賀県に、九州地方で初の本学系属校として開校したばかり。新たな“WASEDA”が誕生した年に、「佐賀のみなさんとの交流を深めたい!」「いまの早稲田を伝えたい!」という想いを込め、唐津市と共催で同イベントを開催することになりました。また、イベントには現役学生7人もスタッフとして参加。うち3人は、8月に唐津市役所で3週間のインターンシップを行い、就業体験をしながら、現地スタッフとしてイベントの企画・運営に携わりました。
9月3~5日には、唐津市で「地域交流プログラム」を開催しました。留学生を含む早稲田大学の学生23人が、同市の虹の松原で、地元ボランティアとの保全活動に汗を流したり、市内の海岸で、地元の子どもたち約60人と地引網体験をしたり、唐津の歴史を散策したりして交流しました。
10月24日には、「早稲田の講座体験プログラム」と題し、市内の施設を利用して、早稲田のチュートリアル・イングリッシュ、学術的文章の作成、数学基礎プラスαβ、そして“ゼミ”の体験授業を実施。参加した唐津市内の中高生など約70人は、初めて出会った仲間と、英語だけで趣味や好きなものについてディスカッションしたり、ゼミで『大学とは何か』について白熱した議論を交わしたりして、仲を深めあっていました。
以 上