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第6回早稲田ブリュッセルカンファレンスを開催。”Environmental Studies for Carbon Neutrality”(カーボンニュートラルに向けた環境学)
The 6th Waseda Brussels Conference on "Environmental Studies for Carbon Neutrality"
Mon 23 Dec 24
The 6th Waseda Brussels Conference on "Environmental Studies for Carbon Neutrality"
Mon 23 Dec 24
2024年11月28日、早稲田大学はベルギー・ブリュッセル自由大学(ULB)との共催で、第6回早稲田ブリュッセルカンファレンス「カーボンニュートラルに向けた環境学」(Environmental Studies for Carbon Neutrality)をブリュッセルのBrIASセミナーホールにて開催しました。早稲田大学は、2016年4月にブリュッセルオフィス(WBO)を開設して以来、コロナ禍を除き毎年早稲田ブリュッセルカンファレンスを開催しています。
第6回カンファレンスは、本学政治経済学術院の有村俊秀教授が企画したもので、開会式では弦間正彦早稲田大学理事(国際部門総括、国際募金担当)およびULBのAnne Weyembergh副学長が挨拶を行いました。また、欧州連合日本政府代表部 特命全権大使の相川一俊大使からの来賓挨拶に加え、駐日欧州連合代表部のジャン=エリック・パケ大使によるビデオメッセージが披露されました。
会議では、「カーボンプライシング」や「炭素国境調整メカニズム(CBAM)」、「グリーンエコノミー」などのテーマを中心に、日本および欧州を代表する学者、国際的な専門家、政府関係者、産業界の代表者がそれぞれの視点からプレゼンテーションを行いました。その後、具体的な課題と対策についての議論が行われ、活発な意見交換が展開され、参加者間で将来の協力に向けた新たな可能性が模索されました。
最後に、学術界、産業界、政府間の連携をさらに強化し、カーボンニュートラルの目標達成に向けた取り組みを継続する重要性が確認され、カンファレンスは成功裡に幕を閉じました。