附属初の中学校「高等学院中学部」が入学式 早稲田で過ごす10年間の1年目がスタート

附属初の中学校「高等学院中学部」が入学式
早稲田で過ごす10年間の1年目がスタート

2010年4月9日

早稲田大学の附属校として初の中学校である「高等学院中学部」の入学式が4月8日、早稲田大学大隈記念講堂で行われました。第一期生となった128名の生徒は、「立派な一人の人間として、世界で役割を果たせるようになってほしい」との山西廣司学院長の式辞に表情を引き締めながらも、早稲田での新しい生活に目を輝かせていました。

山西学院長は「今年は建学128年目。その年に入学した128名は忘れられない早稲田大学と縁の深い数字となる。早稲田で過ごす10年間の第1年目。受験の無い利点を生かし、勉強に運動、芸術・文化など思い切って中学・高校生活を楽しんでほしい。自ら考え自ら判断する思考力・判断力を身につけ、社会で活躍できる人に育って下さい」などと式辞を述べました。

高等学院には今年、新校舎、70号館・71号館・72号館が完成しました。新入生はこれらの校舎で早稲田での第一歩を踏み出します。高等学院中学部は、早稲田大学建学の精神に基づき、初等教育の基礎の上に高等学院、大学各学部へつながる前期中等教育を施し、健やかな心身、高い知性、豊かな感性を育み、社会に有為な人材を育成します。後期中等教育を担ってきた高等学院と連携しながら、早稲田大学としての中等教育と高等教育の一貫性を強化、確立します。

白井克彦総長の祝辞

新入生のみなさん、ご父母をはじめご列席のみなさまには、心よりお祝い申し上げます。高等学院中学部は早稲田大学初の附属中学として開校しました。早稲田大学には様々な附属・系属校がありますが、高等学院は最も古い歴史を持つ、附属の中の附属といえる学校で、多くの優秀な卒業生を大学に送ってきました。みなさんはその中学部の第一期生となります。

今日から中学部で学び、高等学院、さらに早稲田大学へと進学するみなさんは、10年間を早稲田で過ごすことになります。10年先というのは想像がつかないでしょうが、あっという間に過ぎます。勉強して経験を積んで、一日一日を大切に、素晴らしい高等学院での生活を送っていただきたい。6年後、たくましく育った立派な若者として、大学に入ってくることを期待しています。

 

 

以 上

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