「川のシンポジウム」は、本庄高等学院と藤田小学校が共同主催で、本庄市内河川環境の様子を広く市民に向けて伝えることを目的に、毎年3月に開催しているシンポジウムです。コロナ禍のため、一昨年昨年と中止になりましたが、今年度はオンラインで開催することとしました。
オンラインの良さは、参加する場所を問わないということです。そのため、単に藤田小・本庄学院と市民の方の参加だけでなく、同じような活動をしている学校にも参加してもらえないか、と考えました。今年度の河川研究班の活動は中谷財団の助成を得て活動しているため、財団による12月の成果報告会で川をテーマに発表していた福岡県大牟田市立玉川小学校、三重大学附属小学校にお声がけしたところ、ご快諾を得ることができました。
ところどころ通信回線の不調や操作ミスによって画面がフリーズしたり、カメラオフになってしまう場面もありましたが、総じて楽しいシンポジウムでした。コロナ禍の今は特に、なかなか他の学校と交流の機会を持つことができませんが、それぞれの小学生たちは他校の児童から多くの刺激を受けたものと思います。
留学生のリシタさんも帰国の前日でしたが参加し、故郷のガンジス川の現状と課題解決について発表しました。本庄早稲田国際リサーチパークの長である吉田本庄市長も駆けつけてくださり、ご挨拶と表彰をしていただきました。
いつの日か、対面でも他校をお招きして実施したいものです。