1月28日(日)~2月4日(日)の間、姉妹校であるMahidol Wittayanusorn School(MWIT)との交流を中心とするタイ研修を実施しました。以下に、その様子を報告します。コロナ禍以降、両校の相互訪問交流は、昨年10月のMWIT生徒受け入れで再開されました。コロナ禍以降、久々のタイ研修となります。
1月28日(日)
09:00成田空港集合、17:00バンコク着
21:00ドミトリー着。バディ(10月に訪問した諸君)の出迎えを受ける。チェックイン、滞在期間中のオリエンテーション。
1月29日(月)
07:20 MOU調印。MWITとの交流は2005年に始まり、2015年に相互訪問交流の形となっているが、MOU(Memorandum of Understanding、基本合意書)を交わしていなかった。ここで正式に交流校となったことになる。調印の様子はこちら。
07:50 朝礼。生徒一人一人が全校生徒の前で挨拶を行った。

朝礼後の集合写真
09:15 BEM(バンコクのスカイレールの会社)で交通制御システム・車両の保守点検の見学や運転シミュレーション体験を行う。

車両の保守点検の様子を見学
14:40 キャンパスツアー
15:20 数学授業体験。サイコロの数字の秘密について。
18:00 歓迎夕食会
1月30日(火)
08:30 生物授業体験。隣のMahidol大学内を流れる運河の水に生息するプランクトンを観察。

プランクトンネットを投げている様子

採取したプランクトンを顕微鏡で観察
10:00 タイ染め体験
12:20 英語授業体験。非言語的コミュニケーション(ボディランゲージなど)の国毎の違いについて。
13:50 タイ語教室。
15:20 部活動体験(ムエタイ、タイボクシング)
18:30 天体観測
1月31日(水)
09:15 SET(タイ証券取引所)見学。最後に、シミュレーターで株の投資体験を行った。
13:30 バンコク美術・文化センター見学。
15:30~16:30 自由行動
17:30 調理大会。日本側は、餡個入りフルーツポンチを作った。

調理室での調理の様子
2月1日(木)
08:45 グランドパレス(王宮)・ワットプラケオ(エメラルドブッダ)見学。ここは、タイ観光のマストの場所である。
10:30 バンコク国立博物館見学。日本人6名の方が案内して下さった。
14:00 ワットアルン。ここは三島由紀夫の小説「豊饒の海」の第三部「暁の寺」の舞台として有名である。
16:30 ICONSIAM(バンコクのショッピングモール)で自由行動。
2月2日(金)
08:30 化学授業体験。地形が大気汚染に与える効果とリトマスに代わるpHチェッカーのシミュレーション。

上の緑は山。黄色い点と葉っぱの切れ端は汚染のチェッカー。ペトリ皿の中央に揮発性の物質を入れてその影響をチェックしている。山の裏手は、影響が少ないことが分かる。
11:00 Farewell Party。翌日が遠足のため、ここでお別れパーティー。生徒達は浴衣で参加。両校教員挨拶、生徒代表挨拶の後、食事、パフォーマンス。
12:30 タイ伝統ダンス体験。
13:50 美術授業体験。タイの伝統意匠を描く体験。
16:50 バンコクのチャイナタウン見学。
2月3日(土)
終日アユタヤ遠足。
2月4日(日)
04:00 出発。涙のお別れ。
05:00 スワンナプーム空港到着
08:00 出国
15:50 成田空港到着、解散
このような内容で今年度のタイ研修を終了しました。盛りだくさんの内容とともに、終始ホスピタリティ溢れる対応をしてくださったMWITの皆さんに、この場を借りて心より感謝申し上げます。参加した生徒達も得難い体験ができたものと思います。