2019年度卒業設計
道、商業、文化などの中心となっている日本橋。その日本橋の室町エリアにある福徳神社・福徳の森は高層ビルに囲まれていて昼間でもあまり日の光が届かず、暗い雰囲気である。そこにかつての日本橋の賑わいと明るさを取り戻すことを考えた。機能はマーケットであるが福徳神社も中に入っている。マーケット内には日本らしさを感じられるアイテムや食べ物屋、またカフェやチョコレートショップなどが入っている。「神社の境内(参道&拝殿)」、「人と神が出会う場所」、「日本橋と日本橋川が交差している様子」をイメージし、建物は十字形になっている。ストラクチャーは元々ある福徳神社の鳥居をイメージし、朱色の門型フレームを並べた。高層ビルと昔ながらの店舗が混在している日本橋に、新しくもどこか懐かしさを感じられる、神社と融合したマーケット、MARKET SHRINEを提案した。