住宅特集 2025年4月号に、本校非常勤講師 松尾宙先生と本校卒業生 松尾由希さんによるアンブレ・アーキテクツ設計「御代田の住宅」が掲載されました。
松尾宙先生コメント
私達が設計しました「御代田の住宅」が「住宅特集2025年4月号」に掲載されました。
この住宅は、絵本の出版社「エンブックス」を営む施主が、新たな暮らしと絵本づくりのための拠点として選んだ長野県御代田町に計画されました。浅間山と蓼科山脈を望むおおらかな環境のなかで、気候や季節風に耐え、豊かな風景を取り込みながら外部環境と距離感を図れ、職住一体の中で居場所をつくれる家とはどういうものかを問いとし、「モノ」「場所」「風景」の関係性から導き出される家を提案しました。
また、帽子のような外観の家が、地域でワークショップ活動を積極的に行っている出版社の目印になることも期待しています。ぜひ、誌面をお手に取ってご覧いただければ幸いです。
松尾宙先生 MATSUO Hiroshi プロフィール
アンブレ・アーキテクツ代表、1999年早稲田大学芸術学校卒業、2001年〜2009年石田敏明建築設計事務所勤務、早稲田大学芸術学校非常勤講師、武蔵野大学非常勤講師
主な作品
「A project」(SDレビュー2008奨励賞)、「KugenumaToricot」(2017年グッドデザイン賞ベスト100)、「八幡浜市保内総合児童センタ設計競技」最優秀賞、「ALLIER」(2018年グッドデザイン賞)、「だんだん保内児童センター・保内保育所」(2019年こども環境学会デザイン賞、2019年グッドデザイン賞、2019年ウッドデザイン賞、第14回キッズデザイン賞、2020年JIA四国建築賞優秀賞、第53回日本サインデザイン賞入選・四国地区賞、日本建築学会作品選集2023)、2019年プリズミックギャラリー「構の形」展(個展)、上池袋の住宅」(第47回東京建築賞|東京都知事賞、戸建住宅部門最優秀賞)