太陽光発電や蓄電池など需要家側・分散型の⼩規模エネルギーリソースの普及が進んでいます。これらの設備をICTで束ねて制御することで、様々な価値を創出することが可能となります。こうした価値を取引しマネタイズする新しい形態のエネルギー産業を育成するために、早稲⽥⼤学スマート社会技術融合研究機構(ACROSS)は、2016年1⽉、「エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス・フォーラム(ERABフォーラム)」を設⽴しました。
ERABフォーラムは経済産業省のERAB検討会と連携し、多様な業界から我が国を代表する企業に参画いただき、産学官の叡智を結集した活動によって、社会への実装に貢献してきました。2021年度からはさらに事業環境整備を進めるため実務者レベルでの議論を中⼼とした枠組みへ⾐替えし、参加メンバーも⼤幅に拡⼤して、ERABの更なる普及拡⼤を⽬指して活動を展開しています。