所千晴センター副所長(理工学術院 教授)が「九州・台湾クリエィティブウィークin薩摩川内」のスピーチ&パネルトーク(11/16)に登壇しました。
鹿児島県薩摩川内市は、令和4年5月に「SDGs未来都市」に選定され、サーキュラー(循環型)都市を目指しています。早稲田大学と薩摩川内市等は、令和4年7月に持続可能な社会の構築に向けた資源循環の拠点「サーキュラーパーク九州」の実現に向けた協定「サーキュラーパーク九州連携協定」を締結し、資源循環に関する先進的な研究に加え、資源循環の実現に向けたソリューションといった観点から連携しています。
その一環として、所千晴センター副所長(理工学術院 教授)が「九州・台湾クリエィティブウィークin薩摩川内」に登壇しました。
「九州と台湾の経済交流促進」「経済人材のネットワーク確立」「鹿児島県、薩摩川内市の経済発展ビジョンの共有」「2030年SDGs達成、2050年カーボンニュートラル達成のための循環経済都市(サーキュラー都市)実現」を目的とした本イベントは、薩摩川内市川内駅コンベンションセンター SSプラザせんだい/多目的ホールにて3日に渡り、多彩なゲストスピーカーを迎え開催されました。
所センター副所長は2014年にノーベル物理学賞を受賞した名古屋大学 天野教授や工業技術研究院(ITRI)上級副社長 Pei-Zen Chang氏と共に、「先端科学技術」について講演しました。
所センター副所長は早稲田大学と台湾との交流、環境・資源制約の中で成長を志向するサーキュラーエコノミー等について語り、モデレーターを交えて他の登壇者ともディスカッションを展開しました。
3日間を通じて開催されたこのイベントには、商談・展示ブースに早稲田大学としても出展し、所センター副所長の研究内容やカーボンニュートラル社会研究教育センターの活動紹介を展示しました。
フォーラムの最後には、「持続可能でより良い未来の実現に向けて飛躍すべく、成長志向で行動し続ける」とする薩摩川内宣言が出され、3日間の日程を終えました。
早稲田大学カーボンニュートラル社会研究教育センターは、今後も資源循環社会の実現に向けて薩摩川内市との連携を進めて参ります。