東京都×WAVOC 中高生ボランティアプログラム活動報告vol.10

東京都×WAVOC　中高生ボランティアプログラム活動報告vol.10

7月1日（月）、中高生ボランティアプログラムの一環で、早稲田大学法学部4年櫛部紗永さんが板橋区立加賀小学校に訪問し、児童約183名に対してボランティアに関する講演を行いました。

中高生ボランティアプログラムとは、東京オリンピック・パラリンピック2020に向け、都内の中高生のボランティアマインドを醸成するために東京都と早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター（WAVOC）が連携して始めた取り組みです。様々なボランティア活動を行っている早稲田大学の学生または学生ボランティア団体が主に中学校・高校を訪問し、生徒達にプレゼン授業を行います。（今回は初めての小学校訪問となりました。）

当日の講演では、櫛部さんがボランティアに興味を持ったルーツである小学校時代のボランティアにまつわる出来事や、実際に自分が小学校の時にボランティア活動した内容などを画像と映像を交えながらお話しました。

特にボランティア活動は「やらされるものでなく、楽しんでやるもの」であるという思いを話した上で、是非楽しんで積極的に行ってほしいことをメッセージとして伝えました。

特別授業を行った学生の感想

早稲田大学　法学部　4年　櫛部紗永さん

今回はこれまでのボランティア活動を振り返りながら、「わたしの見た世界」と題して、ボランティア活動の魅力をお話しました。発展途上国や被災地の現状など、加賀小学校の皆さんにとっては実感の湧きにくい内容だったかもしれませんが、積極的に発言や質問をしてくれる姿に、自分自身が改めて伝える大切さを感じる経験となりました。
“自分の目で見なければ分からない現実がある”
何事も、行動に移して初めて知ることのできる痛みや喜びがあると思います。
私がモンゴルのマンホールチルドレンに会いたいという気持ちから活動をはじめたように、「行きたい・会いたい・知りたい」という素直な想いを原動力として一歩踏み出してくれると嬉しいです。