核心戦略「4.対話型、問題発見・解決型教育への移行」では、早稲田大学に おける授業形態を、従来の教室での講義中心の授業から対話型、学生参加型教 育や、フィールドワークも活用したプロジェクト型教育へと重点を移すことで、 学生がより深く理解し、獲得した知識を活用した問題発見能力や、解決策を提 案し実現する能力を涵養することを目標としています。 その実現に向け、グループワークや、ディベートなどを取り入れた対話型、 学生参加型の授業を展開し、加えてプロジェクト型の授業形態により、集団で の問題発見・解決の機会を増やしていきたいと考えています。
早稲田大学では、2012年度より協定校である米国ワシントン大学(米国・ワ シントン州シアトル)より講師を迎え、米国大学における最新の教授法(アクテ ィブラーニング)に関する半日コースのワークショップ形式のFDプログラムを、 主に新任教員の方を対象に実施しています。
今年度は、人は如何に学ぶのかの基本的な理解、到達目標となる学修成果から 組み立てる授業設計、授業における評価技法、対話型、学生参加型の教授法等の テーマについて、7月28日(月)と7月29日(火)に計33名が受講しました。
また、7月30日(水)には、このFDプログラムの主題である「アクティブ ラーニング」について模擬授業の形で実践的に例示しました。FDプログラムの 講師を務めたワシントン大学のゴールドスタイン教授により、グループワークを 取り入れた模擬授業が行われた後、模擬授業を参観した教職員(約40名)とで 授業の進め方等について意見交換を行いました。
参観者からは次々と意見が出され、あっという間に終了時刻になりましたが、終了後も多くの方が会場に残り、ゴールドスタイン教授と意見を交換する光景が見られました。
大学総合研究センターでは、今後も授業内容や授業方法をより良いものとするための情報を収集し、授業担当者に提供できるよう、さまざまな取り組みを進めていきます。
◆核心戦略4「対話型、問題発見・解決型教育への移行」
「Good Practice」の整理および普及・展開PJ
http://www.waseda.jp/keiei/vision150/core/04.html
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