Research Theme 研究テーマ
Research Director 所長

Research Institute of Physical Activity and Sedentary Behavior Sciences
身体活動、座位行動、運動、スポーツ、体力、社会参加、睡眠、食事、学力、生活習慣病、フレイル、健康経営、メンタルヘルス、ヘルスリテラシー
わが国をはじめ世界中の子ども・青少年から働き盛りの青壮年者、さらには有疾患者を含む中高齢者までの多世代に亘って深刻な問題となっている「身体活動不足・座りすぎ」を解決に導く最先端の研究成果を集積する基盤を構築するため、①身体活動不足・座りすぎの健康影響および決定要因の解明、②身体活動不足・座りすぎに起因する健康障害の背景にある機序の解明、③身体活動不足・座りすぎ対策に活用する新たなツールの開発とその応用、➃身体活動不足・座りすぎを解消する有効なプログラム・普及方策の開発に関連した先端科学研究を行う。研究所員の専門分野は、運動・スポーツ生理学、応用生理学、運動・スポーツ生化学、運動代謝学、スポーツ医学、スポーツ整形外科学、スポーツ精神神経科学、スポーツ疫学、公衆衛生学、予防医学、スポーツ遺伝学、健康教育学、発育発達学、健康行動科学、行動疫学と多岐にわたっており、各分野の先端的研究を牽引するメンバーを結集し、お互いの研究局面に応じて相補的に融合しながら研究を推進する。
また、国内外の有数の研究機関や関連企業と連携・共創することにより、地球規模で社会課題となっている「身体活動不足・座りすぎ」問題を解決に導く新知見や新産業の創出を目指し、世界水準の身体活動・座位行動科学研究拠点としての地位を確立する。これらの成果を、超少子高齢社会を迎えたわが国において解決すべき喫緊の課題である子ども・青少年の健全育成や働き盛りの青壮年者の心身の健康増進・体力増強、中高齢者の健康寿命の延伸につながる施策や指針、関連産業へ活かすことにより、研究成果の国民への還元を最大化させる。