Center for Japanese Language早稲田大学 日本語教育研究センター

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日本語教育研究センターについて

Curriculum

日本語カリキュラム

早稲田大学日本語教育研究センターで開講される日本語には、「総合科目群」と「テーマ科目群」があります。

「総合科目群」は、初級から上級前半の学習者(レベル1〜6)を対象に、標準化されたシラバスと教材によって展開され、四技能を総合的に学習する科目です。15週間の科目である「入門日本語」、「総合日本語」、「集中日本語1-2」と、3週間あるいは6週間の科目である「総合日本語(短期)」からなります。また、四技能を補完する形で「漢字科目」や「会話」も提供されています。

「テーマ科目群」では、初級から超級の学習者(レベル1~8)を対象に、担当教員がそれぞれの専門性を生かした教材・シラバスを策定し、ユニークで「先進性」のある授業を提供します。読む、書く、聞く、話すといった言語技能に特化した科目だけでなく、俳句や演劇などの創造性豊かなものから、就職や進学などの専門日本語に関する科目など、多様化する留学生の興味関心やニーズに対応した、幅広い分野で科目が展開されています。

以上のように、本センターは、初級から超級まで幅広いレベルの科目を提供しています。さらに、本センターでは、レベルや学習ニーズに応じて、自分で日本語学習をデザインできます。では、どのようにデザインするか具体例を見てみましょう。
まず、自分のレベルがどのくらいかを知るために、オンライン上でテストを受けます。例えば、テストの結果、日本語のレベルが5だとしましょう。しかし、話すことは得意だけれど、書くことや漢字は少し苦手など、技能によって習熟度に差があるかもしれません。その場合、ベースとなるレベルを5とし、日本語を総合的に学ぶために「総合日本語」はレベル5に、書くことに特化した「テーマ科目」と「漢字科目」はレベル4を選ぶなど、総合科目群とテーマ科目群の中から、自分のレベルや学習目標に合わせて自由に科目を選択します。その際、科目履修の個別相談などを利用して、自分に合った「私の時間割」を作ることができます。

科目構成

科目カテゴリ

科目カテゴリーでは、以下、「総合科目群」と「テーマ科目群」で目指される学習目標や内容について説明します。

総合科目群

総合日本語

科目名 学習目標
総合日本語1 初級前半の文型、語彙、文字(ひらがな・カタカナ)を学習し、日常的な場面で、場面に応じた適切なコミュニケーションができるようになる。

教科書:『みんなの日本語初級I 第2版』(スリーエーネットワーク)

総合日本語2 初級後半の文型、語彙、文字(ひらがな・カタカナ)を学習し、日常的な場面で、場面に応じた適切なコミュニケーションができるようになる。

教科書:『みんなの日本語初級II 第2版』(スリーエーネットワーク)

総合日本語3 初級の学習事項を定着・拡充させながら、中級の文型、語彙を学習する。そして、社会の身近なテーマについて他者の考えを知り、自らの考えを発信できるようになる。

教科書:
『中級を学ぼう 日本語の文型と表現56 中級前期』(スリーエーネットワーク)
『文法が弱いあなたへ(初級から中級への橋渡しシリーズ2)』(凡人社)

総合日本語4 中級の語彙や表現を増やしながら、社会の身近なテーマについて、論理的かつ客観的に表現できる。

教科書:『中級を学ぼう 日本語の文型と表現82中級中期』(スリーエーネットワーク)

総合日本語5 他者の力を借りながら、中上級の語彙や表現を学び、新聞記事や新書レベルの文を読むことができる。そして、社会的なテーマについて意見交換できるようになる。

教科書:『生きた素材で学ぶ新・中級から上級への日本語』(The Japan Times)

総合日本語6 上級前半の語彙や表現を自ら学び、新聞記事や新書レベルの文を読むことができる。そして、幅広い社会問題について意見交換できるようになる。

教科書:『留学生のための時代を読み解く上級日本語 第3版』(スリーエーネットワーク)

 

入門日本語

科目名 学習目標
入門日本語 日本語ゼロレベルの学習者対象。ひらがな・カタカナを学習し、読んだり書いたりできるようになる。また、簡単な日常会話の表現や基本的な語句を学習し、自己紹介ができるようになる。

教科書:『一人で学べるひらがな・かたかな』(スリーエーネットワーク)

『NIHONGO Breakthrough From survival to communication in Japanese』(アスク出版)

 

集中日本語

科目名 学習目標
集中日本語1-2 初級前半・後半の主要な文型、語彙、文字(ひらがな・カタカナ)を学習し、日常的な場面で、場面に応じた適切なコミュニケーションができるようになる。

教科書:『みんなの日本語初級I 第2版』(スリーエーネットワーク)
『みんなの日本語初級II 第2版』(スリーエーネットワーク)

 

漢字

科目名 学習目標
漢字(非漢字系)1 漢字を初めて勉強する学習者対象。漢字の書き方、部首の意味や基本的な漢字を基礎から勉強し、文章の中で理解し書けるようになる。

教科書:『KANJI LOOK AND LEARN』(The Japan Times) 第1課~第10課

漢字(非漢字系)2 基本的な漢字を学習した経験がある学習者対象。部首の意味や基本的な漢字熟語を覚え、文章の中で理解し書けるようになる。

教科書:『KANJI LOOK AND LEARN』(The Japan Times) 第11課~第20課

漢字(漢字系)1 漢字の基本的知識はあるが、日本語を習うのが初めての学習者対象。日本語の漢字の特徴、日常生活でよく使われる漢字の読み方・使い方がわかるようになる。

教科書:『KANJI LOOK AND LEARN Workbook』(The Japan Times)第1課~第10課

漢字(漢字系)2 漢字の基本的知識、日本語の基本的知識がある学習者対象。日本語の漢字の特徴、読み方・使い方がわかるようになる。

教科書:『KANJI LOOK AND LEARN Workbook』(The Japan Times)第11課~第20課

漢字3 基本的な漢字熟語を学習した経験のある学習者対象。漢字を文章の中で理解し、書ける漢字と認識できる漢字を増やす。

教科書:『(新版)BASIC KANJI BOOK 基本漢字500 Vol.2』(凡人社)

漢字4 基本的な漢字熟語の意味・書き方・読み方を知っている学習者対象。

漢字熟語の構成を学び、類義の漢字語彙を文脈に合わせて使い分けられるようになる。また、自分の興味のある分野の漢字知識を増やす。

教科書:『INTERMEDIATE KANJI BOOK 漢字1000plus VOL.1』(凡人社) 第1課~第5課

漢字5 漢字熟語の意味・書き方・読み方、基本的な漢字複合語を知っている学習者対象。漢字語の構成、漢語和語の区別を学び、文脈に合わせて使い分けられる。新しい漢字の意味や読み方を推測できるようになる。教科書:『INTERMEDIATE KANJI BOOK漢字1000plus VOL.1』(凡人社) 第6課~第10課

 

会話

科目名 学習目標
会話1 初級前半の学習者対象。初級の基本的な文型とことばを使って、日常生活において遭遇する場面で会話ができるようになる。

教科書:『NIHONGO Breakthrough From survival to communication in Japanese』(アスク出版)

会話2 初級後半の学習者対象。初級後半レベルの文型表現を使って、身近なトピックの会話ができるようになる。

 

総合日本語(短期)
*短期日本語集中プログラム参加者のみ

科目名 学習目標
総合日本語(短期)1 日本語の四技能を総合的に学び、初級前半程度の日本語を身につけることで、日常生活場面でコミュニケーションできるようになる。

教科書:『初級日本語 げんきⅠ 第2版』(The Japan Times)

総合日本語(短期)2 日本語の四技能を総合的に学び、初級後半程度の日本語を身につけることで、日常生活場面のコミュニケーションおよび問題解決ができるようになる。

教科書:『初級日本語 げんきⅡ 第2版』(The Japan Times)

総合日本語(短期)3 ディスカッションを通して、中級程度の語彙や表現を学ぶ。そして、比較的長い会話を聞いて理解し、まとまった話ができるようになる。

教科書:『中級日本語教科書 わたしの見つけた日本』(東京大学出版会)

総合日本語(短期)4 エッセイ、説明文、記事などを読み、関連する文法を学んだりしながら、テーマについてディスカッションできるようになる。

教科書:『生きた素材で学ぶ 新・中級から上級への日本語』(The Japan Times)

 

テーマ科目群

テーマ科目群では、多様で独創的な230以上の科目が展開されています。「読む」「書く」「聞く」「話す」「発音」「待遇表現」「文法」「語彙」「漢字」といった各技能に特化した科目では、特に習得したいテーマを集中して学ぶことができます。また、言葉だけでなく幅広い知識や能力も身に付けることができ、「文学」「映画・ドラマ・演芸」「生活」「社会・文化」といった社会・文化的な面に焦点を当てた科目に加え、「仕事」「アカデミック」といった専門に関する科目もあります。テーマ科目群全体に共通して、思考力や問題解決能力の育成が目指されています。

自分が何に関心があり、どのような日本語学習が必要なのかを考えて、科目を選択してください。

◆カテゴリー別 科目分類一覧

カテゴリー カテゴリーの中心的な目的
口頭表現 ・会話表現や発音を学ぶことで口頭能力の向上を目指す

・ディスカッションや発表等の活動を通して口頭能力の向上を目指す

文章表現 ・表現や構造などの文章表現の方法を学ぶことで文章産出能力の向上を目指す

・作文やレポート等の執筆を通して文章産出能力の向上を目指す

聴解 ・聴解ストラテジーの習得や聴解能力の向上を目指す
読解 ・読解ストラテジーの習得や読解能力の向上を目指す
文法 ・文法の習得や表現能力の向上を目指す
語彙 ・語彙の習得や表現能力の向上を目指す
社会と文化 ・日本の社会・文化的な要素、それに関連する日本語や能力の習得を目指す
アカデミック日本語 ・大学や大学院における学生生活や研究活動に対応できる日本語や能力の習得を目指す
ビジネス
日本語
・ビジネス場面において必要となる日本語や能力の習得を目指す
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WASEDA University

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