Center for Japanese Language早稲田大学 日本語教育研究センター

About CJL

日本語教育研究センターについて

From the Director

所長あいさつ

豊かな学習環境をいっしょに創る

tateoka早稲田大学日本語教育研究センター 所長  舘岡 洋子

早稲田大学は明治以来、多くの留学生に門戸を開いてきました。現在も国内最多の5431名(2016年11月1日現在、以下同)の留学生を受け入れています。そのうち2265名が日本語教育研究センター(Center for Japanese Language;以下、CJL)で日本語科目を履修しています。CJLは、早稲田大学における日本語教育を一元的に担い、日本語学習者のために毎週650コマの授業を開講し、196名のティーチングスタッフがそれを支えています。

このように大規模な展開をするCJLですが、大きく2つの特徴があげられます。第1の特徴は、多様性です。まず、科目群の多様性をあげたいと思います。CJLの科目は、一般的な日本語カリキュラムを体系的に整えた「総合科目群」と、担当教員が独自にテーマを設定する「テーマ科目群」の2本の柱で成り立っています。前者の「総合科目群」は、初級から中級の学習者を対象に、標準化されたシラバスと教材によって、四技能をバランスよく学ぶことを目指しています。一方、後者の「テーマ科目群」は、俳句や演劇といった創造性豊かなものから日本企業の就職に役立てようとする実用的なものまで、個性豊かな科目が展開されています。また、こうしたカリキュラムの多様性に加え、CJLに集まっている学習者たちの多様性も大きな特徴となっています。世界中82カ国からの留学生は、様々な専門性をもった学部生、大学院生たちであり、またビジネス経験をもっている学習者もいます。さらに、CJLの授業には、たくさんの日本人学生がボランティアとして参加しています。異なったことば、文化、経験など、多様な背景をもった人々が学び合うCJLという場自体がリソースフルな学習環境であるといえるでしょう。

こうした多様性が最大限生かされるためには、参加者の主体性が重要になってきます。そこでCJLの第2の特徴としてあげるのは主体性です。例えば、CJLでは、学習者がプレイスメントテストによる各自の日本語レベル判定を参考に、主体的に自身に合ったプログラムを組み立てます。先にあげた「総合科目群」と「テーマ科目群」の中から、それぞれの目標や興味、関心に応じて科目を選択し、自分にふさわしい学習環境を構築していくのです。こうした「私のプログラム」を創造することこそ、CJLの主体性重視を端的に表したものだといえるでしょう。また、学習者のこのような主体的な学びを支えているのが、「わせだ日本語サポート」というサポートシステムです。日本語教育研究科の大学院生たちが留学生一人ひとりの日本語学習について、ともに考え、その人にあった学習を進めていくためのサポートを行います。この運営そのものも、CJL教員の協力を得て、大学院生スタッフたちによって主体的に行われています。また、日本人学生たちがいろいろな授業にボランティアとして参加することも、主体的な動きといえるでしょう。CJLにかかわるすべての人々が多層的に主体性を発揮することにより、互いの学習環境を構築しているのです。

今後は留学生1万人規模の大学における日本語教育機関として、CJLは成長していくことになります。CJLは留学生たちにとって早稲田大学で学ぶことの入口であり、また、大学における自己実現を支えるプロセスでもあります。その実現に向けて、学内の他箇所や学外、社会と連携していくことは、今までにもまして重要になっていきます。今後、グローバル化が加速する中で、留学生にとっての多様性と主体性にみちた学習環境は、CJLの中にだけあるのではなく、学部や研究科はもちろんのこと、全学に創出されていくでしょう。CJLは多様性と主体性に加え、開放性をもち、豊かな学習環境構築の中核的存在となっていきます。

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