「留学フェアに参加しても経験者相談会に顔を出してもあまり自分の学部の留学経験者が見つからない。」そんな声が私たち学生留学アドバイザーの耳に入りました。そこで国際教養学部以外の人にも留学を身近に感じてほしい、是非自分と同じキャンパス、同じ学部の留学経験者の話を聞いてもらいたいと思い、私たちは2014年6月25日に「戸山キャンパス留学座談会」を開催しました。
今回は早稲田キャンパスではなく戸山キャンパスで、主に戸山キャンパスで講義を受けている文学部、文化構想学部の学生を対象に座談会を開催しました。他のイベントと違い対象を絞ったため、座談会に参加してもらう留学経験者も文学部、文化構想学部の学生で構成しました。それぞれの経験談を話してもらうパネルディスカッションを行った後、個別に相談ブースを設けることで個別の悩みを解消できるようにしました。相談ブースでは「ゼミはどうなるのか」、「4年間で卒業できるのか」、「単位換算はどうなるのか」など留学が必須ではない学部ならではの不安や悩みに関する質問が多く、学生の留学に対する強い意欲を肌で感じました。最近では小学校での英語必修化が記憶に新しいですが、英語教育に力をいれることで子供たちの国際理解を深めていくことが勧められていくでしょう。そのような時代において留学で得た経験はこれからの人生において大いに役に立つと思います。今回のイベントをきっかけに少しでも多くの学生が留学を目指してもらえれば嬉しい限りです。最後になりますが、足を運んでくださった学生の皆様、ご協力いただいた文学学術院事務所の皆様、留学センター職員の皆様、本当にありがとうございました。
文責:学生留学アドバイザー9期 法学部 吉田隼悟