Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

共感的な場の創出原理とそのコミュニケーション技術への応用 其の2:共創学の体系化

Principal of emergence for empathetic "Ba" and its applicability to communication technology
  • 研究番号:17P28
  • 研究分野:technology
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2017年04月〜2018年03月

代表研究者

三輪 敬之 教授
MIWA Yoshiyuki Professor

創造理工学部 総合機械工学科

研究概要

(参考)過去の研究成果

2011年3月に起きた東日本大震災以降,モノの復興と並んで,人と人,人と自然との関係性の創出,すなわちコトの復興としての居場所づくりが急務とされている.そのため,申請者は,先のプロジェクト研究の2期から3期(2011~2016年)にかけて,被災地である石巻市や東松島市を月1回訪問し,共同研究者の西洋子(客員上級研究員)や郡司幸夫(表現工学科)らとともに身体表現ワークショップ(WS)を開催してきた.さらに,プロジェクト研究のなかで開発された,表現メディアシステムや表現インタフェースを現場に持ち込み,それらの有用性について検討してきた.このWSは,被災家族のみならず,重度の発達障碍児(自閉症児ら)が数多く参加しており,多様で異質な人々の集まりからなることに大きな特徴がある.その結果,このような集まりに居場所が生成されるためには,異質な他者を受け入れる場を生み出し,場を耕していく技術が今後,必要かつ重要になることを実践的,実験的につかむことができた.これは申請者(三輪)が長年にわたって研究してきた共創の科学技術の設計論の核心となるものである.そこで本研究では,3期にわたるプロジェクト研究で得られた知見を被災地や支援学校などの教育現場で検証するとともに,我が国発祥の知である共創学の体系化,さらには日本共創学会を創設することを目的とする.

年次報告

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