Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

学術、技術、芸術の統合による、豊かな生活環境の創出に関する研究と実践

Creating rich living environments by integrating science, technology and art - research and practice
  • 研究番号:
  • 研究分野:environment
  • 研究種別:研究重点教員研究
  • 研究期間:2019年04月〜2024年03月

代表研究者

古谷 誠章 教授
FURUYA Nobuaki Professor

創造理工学部 建築学科
Department of Architecture

URL:http://www.furuya.arch.waseda.ac.jp/

研究概要

 

    • 建築デザイン研究の特徴、関連諸分野の統合
      現実の社会にひとつの建築が生み出される背景には、社会政治や経済状況、人々の求める社会的な需要などによる他、関連する現代の技術水準や法規制など、様々な与条件を熟知した上で、建築学および建築関連学問の全分野の知識や経験が総合的に必要とされます。専門分野ごとに深化されている建築工学系諸分野の知見も、一つの「建築デザイン」に統合的にフィードバックされることによって初めて顕在化されます。関連諸分野の相乗的な協働による建築作品群を創作します。

 

    • パブリック・スペースやコミュニティ再生の提案、市民協働の実践
      ICT、IoTなどの急速な発展により、現代社会に求められる「公共空間」の質も変容しつつあります。従来の専門家や官主導の施設整備から、より多くの住民が直接参加する、市民や利用者との協働による公共空間づくりやコミュニティ再生の方向へと大きく転換しています。常に世に先駆けてその手法を研究、実践してきた活動を加速し、社会の中での新しい手法の定着・確立を図ります。

 

    • 大学院教育におけるPBLの実践、次世代へ向けた環境体験型研究教育法の確立
      教育に関しては、旧来の西欧近代主義に根ざす建築学研究・教育法に代わり、世界中の様々な環境・風土を直に体験することを通じて学ぶ、新しい建築学研究・教育の模索を積極的に推進してきました。特にアジア地域での多様な気候風土や固有の民族文化からは、今後の地球上に求められる「持続する生活環境デザイン」への大きな示唆が得られています。本重点研究においては、国連が提唱し今日の世界共通の課題であるSDGs(Sustainable Development Goals)の達成のために、これら多様な題材に基づいたPBL(Problem Based Learning)を基本に、これからの人類の生活環境を「どう作るか」だけでなく、すでに現存するリソースを「どう活かすか」についても深く研究し、広く全世界に発信します。

 

年次報告

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