理工学術院総合研究所(理工総研)ではアーリーバードプログラム以外にも若手研究者支援として総研募集次席研究員の制度があります。この次席研究員は年に2回、研究報告会を開催していますが、2019年度の第9期アーリーバードでは次席研究員報告会の後に懇親会形式で交流を行いました。参加者全員の記憶に残るイベントになりましたが、その後コロナ禍の時期が訪れ、交流の機会に恵まれない時期が続きました。しかし2022年秋、双方の幹事が水面下で打ち合わせを行い、ついに次席研究員とアーリーバードとの交流会が復活しました。今回は感染症対策のため充分な配慮を行った上での開催となりましたが、以下幹事がレポートします。
理工総研募集次席研究員との交流会について
2022年12月21日(水)に、2022年度アーリーバードプログラムの活動の一環として理工総研が募集する次席研究員(以下、総研募集次席研究員)との研究交流会を開催しました。また、交流会の開催にあたり、アーリーバードメンバーは当日午後に開催された「2022年度 第2回総研募集次席研究員成果報告会」に参加した後、会場設営を行い交流会へと移リました。

分野の垣根を超え、アーリーバードメンバーおよび総研募集次席研究員間で熱い議論が繰り広げられました(このグループは応用数理、総合機械、化学・生命化学、機航の人たちです)
本交流会は、感染対策を十分に行ない対面での実施となりました。開催方法として、総研募集次席研究員2人+アーリーバードメンバー2~3人のグループに分かれ、お互いの研究発表を行ないました。発表はグループを変えて2度行ない、質疑応答も含めて持ち時間8分で実施しました。その中で、異分野の研究者ならではの切り口・着眼点から自分自身の研究への意見をいただくこと、そして、異分野の研究者にも伝わる発表スキルを学ぶことを目的としました。