Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

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【開催報告】6月30日 理工総研が募集する次席研究員 2022年度第1回報告会

2022年6月30日(木)、本学理工キャンパスにて「2022年度第1回 理工総研が募集する次席研究員報告会」が開催されました。
理工総研は次世代を担う研究者の育成・支援を目的に次席研究員を募集しており、理工総研が募集する次席研究員は理工総研のプロジェクトに関連した最先端の研究を推進しています。この総研募集次席研究員の研究報告会は年2回開催されていますが、今回は、4月の新規嘱任2名と任期満了後継続嘱任となった2名、そして2021年度嘱任の3名を含めた、7名が報告を行いました。今回も会場での報告や質疑応答をオンライン視聴するハイブリッド方式にて開催されました。

高口副所長による開会の辞では、恒例となったハイブリッド方式での報告会運営と、理工学術院における次席研究員制度の位置づけおよびこの報告会の意義や、新嘱含めた研究員の活躍への期待をこめたお話をいただきました。新規嘱任の研究員は嘱任以前の研究実績と今後の研究計画を発表し、また昨年度嘱任の研究員らは、コロナ禍とはいえ充実した研究活動を遂行し、学術的成果や学会活動を展開していること報告しました。また、任期満了後の継続嘱任となった研究員は、理工総研での研究成果を凝縮したプレゼンに加えて今後の研究の展望を含めた研究計画を報告し、会場内では研究員および執行部との熱心な質疑応答が行われました。

最後に高橋副所長による総評と閉会の辞があり、カーボンニュートラルやSDGsなど社会的要請にリンクする研究がある一方で、学術的な深化に注力した研究もあり、エンジニアリングを究めた研究が生む重要性を指摘したうえで、報告会でのプレゼンテーションを支える、丹念な実験調査に対する評価をいただき、閉会となりました。

今回の報告会も新型コロナ対策のため会場参加者は理工総研執行部および総研募集研究員に限定し、オンラインでは理工学術院の学生、院生を中心に多数のご参加をいただきました。ご協力いただいた関係者の皆様へ厚くお礼申し上げます。

発表者および題目

関 貴洋 バイオセンサ開発と難進化酵素の改良を指向したペリプラズムDisplay技術
牧野 遼作 VR空間でのコミュニケーションに関する実験研究
キム ムジュン静電容量センサーを活用した冷媒のボイド率測定に関する研究

 

大谷 拓也 操縦感を損なわない人間型ロボット安定操縦手法の開発【報告動画はこちら】
増田 亮色素上皮由来因子およびヘパラン硫酸に特異的に結合する3重らせんペプチドの開発
キム ビョンジンアンコールの遺構から見た建物設計技術に関する研究—韓国・日本の伝統設計技術と比較を通じて—
センゲニ アナンタラジ電気化学的水分解によるエネルギー効率の高い水素生成のための豊富な金属ベースのアニオンテーラード触媒の開発

 

開催概要

日時:2022年6月30日(木)
報告会:13:00~16:10
会場:早稲田大学西早稲田キャンパス63号館2階03会議室
主催:早稲田大学理工学術院総合研究所

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