Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

持続可能なモビリティ技術の研究(2期目)

A Study on Sustainable Mobility
  • 研究番号:23P08
  • 研究分野:technology
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2023年04月〜2026年03月

代表研究者

草鹿 仁 教授
KUSAKA Jin Professor

創造理工学部 総合機械工学科
Department of Modern Mechanical Engineering

URL:http://www.f.waseda.jp/jin.kusaka/index.html

研究概要

 カーボンニュートラルが欧州を中心に進められている中日本は上流である電源の脱炭素化とりわけ再生可能エネルギーの導入とそれらを利用した水の電気分解による水素製造技術が大きく遅れている。このため、この水素を用いた燃料合成も遅れており、efuelと呼ばれている既存のガソリンや軽油に近い組成を有する合成燃料のパイロットプラントを次々に製造している欧州をキャッチアップすることができていない。このような中,自動車用の将来エネルギー源としてはカーボンニュートラル燃料,電力と多様化してきている。またパワートレインも、従来のエンジン車、ハイブリッド車、電気自動車、さらには、燃料電池自動車と多様化をしており、日本の製造業の強みを生かした独自の戦略が求められている。
 このような状況を鑑みて、本研究プロジェクトの二期目においては各種先進自動車のエネルギー源である、水素、アンモニメタン、ジメチルエーテル、メタノール、サロゲートガソリン、サロゲート軽油および電力と、それらを用いたパワートレイン技術について、実験、シミュレーションを駆使し総合的な研究を展開することで、
2050年に向かって自動車用パワートレインの進むべき道を製造業、国、世界、ステークホルダーの立場から探索し、その成果を社会に提示することを目的とする。
 具体的には、今後大きな需要の増加が見込まれる国の特性・規制や市場の動向、各種先進パワートレインとエネルギーソース、レアメタルに代表される資源を考慮して、例えば、
dropin燃料車、ハイブリッド車、プラグイン・ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車、における抜本的なCO2削減のあり方について検討する。

年次報告

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