Graduate School of Information, Production and Systems早稲田大学 大学院情報生産システム研究科

その他

立野 繁之 教授 (たての しげゆき)

09-1自己紹介

研究テーマ・領域

生産プロセス工学

09ch-1生産プロセスにおける安全性・経済性の研究を担当しています。製造業の生産プロセスでは、材料・製品といった物の流れと、その物の流れを目的に合わせてコントロールする情報の流れを考える必要があります。また、安全に生産を行うためには事故を起こさないことが絶対条件であり、なおかつ出来るだけ無駄を無くして効率的に生産することも重要です。 そこで、生産プロセスに発生する故障や異常を早期に発見して診断を行うシステムの開発や、経済的な生産手順のスケジューリングを決定するためのシステムの開発を行っていきます。

A)化学プラントを対象とした異常検知・診断システムの開発 
化学プラントで発生する異常を検知、診断するシステムの開発を行っています。高速な診断が可能であるグラフ理論をベースとした符号付有向グラフを利用する手法“SDG異常診断法”を開発し、さらに、プラント内の配管で発生する外面腐食箇所の推定システムの開発を行っています。

B)パソコンのBTOシステムの開発 
現状のWebを利用したパソコンのBTOシステムは、パソコンの初心者には分かりづらく、熟練者にとっては選択項目が少ないなどの問題点が多く存在しています。また、使用目的に応じてパソコンの構成を決定することもほとんどできていません。
そこで本研究では、ユーザの利便性を考慮し、様々なレベルの利用者が広範囲の使用目的や予算に応じて多数の構成パーツから自分に最も適した構成を自動的に選択するシステムを開発中です。

C)ワイヤレスネットワークを利用したレスキュー隊員通信支援システム 
災害現場で活躍するレスキュー隊員の安全性や作業効率を向上させるために、個々の隊員の位置把握や安否確認、相互通信を可能とするリモート監視システムの開発を行っています。現在、企業と共同でZigBee等のワイヤレスネットワークを利用したシステムを構築し、その実施実験を行っています。

————-

  • 生産プロセス工学
  • シミュレーション技術
  • 信頼性工学
  • 情報生産プロセス

修士研究テーマ

  • 化学プラントの異常検知・診断
  • 配管の外面腐食検査箇所選択支援システムの開発
  • 性能値を用いたPC構成の最適化手法の開発
  • PC-BTOにおける自動選択手法の開発
  • ワイヤレスネットワークを利用したレスキュー隊員サポートシステムなど

 

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