Graduate School of Information, Production and Systems早稲田大学 大学院情報生産システム研究科

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総長・研究科長挨拶

未来をイノベートする世界水準の大学院へ。IPS

早稲田大学 総長 鎌田 薫

早稲田大学 総長
鎌田 薫

地球規模で起きている諸問題を解決し、持続可能な世界を構築するために、今、高等教育には教育・研究のグローバル化が求められています。日本のトップ大学の一つである早稲田大学は、2032年の創立150周年に向けて新たなビジョン「Waseda Vision 150」を掲げ、グローバルな人材の創出と循環が繰り返される大学をめざし、さらなる進化を続けています。学問の世界にとどまらず、政治・経済・社会など、あらゆる方面にグローバル化の波が押し寄せる中で、これからは特にアジアへの視点が重視されることになるでしょう。

情報生産システム研究科(IPS)は、「アジア太平洋地域における知の共創」をめざして2003年に北九州の地に開設されて以来、他に類を見ないユニークな大学院として発展してきました。IPSの特徴は、留学生が約80%を占める国際性豊かな環境と、教育・研究水準の高さにあります。博士後期課程学生の構成比率が高く、日本のみならず、アジア圏を中心に世界各地から集まった優秀な学生と、多彩なバックグラウンドを持つ教員が互いに刺激し合い、研究活動を進めています。また、海外連携シンポジウムを毎年開催するなど、アジアの有力工科系大学を中心とする多くの大学と科学技術や人材の交流を行っており、こうした環境がIPSに集う学生にとって、つねに自らを高め、新たな創造へ向かわせるエネルギーとなっています。

創立10年を経過し、すでにIPSの多くの卒業生が国内外の産業界、あるいは著名な教育・研究機関の中枢で活躍しています。世界に広がる人脈が教育・研究の質を高めてくれるだけでなく、将来の仕事でも役立つことでしょう。北九州からアジアへ開かれた窓口として、IPSはこれからも高い志を持ったグローバルリーダーの育成に力を注ぎ、世界的に一段と存在感のある大学院をめざします。IPSというグローバルな共創のステージで、未来をイノベートする研究に果敢に挑戦してください。

グローバルリーダーへの道、それは多様性あふれる教育・研究環境から

情報生産システム研究科長
吉江 修

「学びたい人が世界中から集まり、互いに研鑽を積む場とする。」情報生産システム研究科(IPS)は、このようなコンセプトのもと、早稲田大学における理工系大学院のひとつとして2003年に開設されました。以来10有余年の間、IPSは他に類を見ないユニークな教育研究機関として成長を続けてきました。そのコンセプトゆえ、IPSへは、さまざまな文化のもとで育ち、異なる国籍、異なるバックグラウンドをもつ人々が、それぞれの目標とともに集まります。

一方で、IPSのカリキュラムには、このような多様で志高い人材を受け入れ育てるために多くの工夫がなされています。たとえば、修士課程への入学後半年間は、研究室へ配属されずに多くの講義を受講し、来るべき本格的な研究活動に備えることや、研究中心型と講義を多く履修する知識重視型の双方の修了コースが用意されていることは、とくに特徴的な点です。いざ本格的な研究活動が開始されると、「情報アーキテクチャ」「生産システム」「集積システム」の3つに大別される広範な研究領域から自ら進む道を選択し、その後の研究活動を通して多くを学ぶことになります。

情報アーキテクチャ分野は、今日我々の身の回りに深く浸透している情報通信技術の現状を踏まえ、これに関するハード・ソフトの両面にまたがる教育・研究を行っています。生産システム分野は、情報通信技術を利用した生産情報システムの導入により、高度で高品質な生産方式を追求します。集積システム分野は、将来の情報家電、自動車産業等の死命を制する各種システムのコンパクト化と高性能化に不可欠なシステムのLSI化を目指しています。これら3分野が連携して行う、企業からの受託研究、海外の大学や研究機関との共同研究を基とした実践的なコラボラーニングを通し、協働力を備えた真のグローバル人材が形成されるのです。

学びたいという意志のある皆さんが、世界的視点に立つ高い志のもと、国際性と多様性に富む教育・研究環境を備えたIPSに集うことを期待しています。

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