Graduate School of Information, Production and Systems早稲田大学 大学院情報生産システム研究科

News

ニュース

池永研究室

池永研究室の紹介

博士後期課程1年 劉 彦超 、李 渊

池永研究室へようこそ。私たちは、いつでも、どこでも、安全に、快適にあらゆる情報にアクセスするために、様々な画像・映像情報システムの問題解決に取り組んでいます。

研究室の研究グループの一つは、スポーツ映像の自動解析と姿勢推定をテーマに研究を行っています。この研究の主な目的は、動画から選手の3次元の位置や姿勢などのデータを高精度かつリアルタイムに自動抽出することです。様々な技術を駆使して、視覚データ自動取得システムを構築することで、テレビ放送や日本代表チームのトレーニングに役立てることができます。

もう一つの研究グループでは、ハイフレームレートと超低遅延のコンピュータビジョンシステムをテーマにしています。高度に並列化されたアルゴリズムを設計し、それをFPGAに実装することで、1000fpsの高速処理と1ms以下の遅延を実現しています。部品の欠陥検出、角や線の検出などのアプリケーションは、生産効率を大幅に向上させ、産業の自動化を可能にし、インダストリー4.0のさらなる発展に貢献します。さらに、映像圧縮グループでは、主にH.266/VVCに注目しています。この規格をコーディングし高速化することで、次世代のテレビ会議システムを構築しています。HDRグループでは、半教師付き学習または畳み込みネットワークと組み合わせることで、より高品質でより鮮明な映像が得られます。

映像処理システムの実験風景

現在、研究室には24名の学生が所属しています。新型コロナウイルス感染拡大の影響で不自由な状況が続きますが、定期的にラボミーティングや合同セミナーを開催しています。池永教授や研究室メンバー間で研究に関する議論が極めて活発に行われているだけでなく、コミュニケーション、プレゼンテーション、そして論文執筆の能力も磨くことができます。学生たちには、清華大学や南京大学などの一流大学の教授らと定期的にミーティングを行う機会も設けています。さらには一流企業のシニアエンジニアと議論する機会もあり、研究だけでなく、産業界へ視野を広げることができます。

清華大学、南京大学、東南大学、西安電子科技大学とのミーティング

私たちの研究室の日々の活動は歓迎会、忘年会、ラボツアーなど活気に満ちています。ラボツアーでは、山口県や長崎県などの名所を訪れました。このような活動は、日本食や日本文化への理解を深めるだけでなく、学生同士のつながりを深める極めて貴重な機会になっています。

池永教授は、深い知見に基づいて指導を行い、最高の研究環境を整え、研究室のメンバー全員にとって最適な雰囲気を創造しています。池永研究室で、刺激的な研究を行い、充実した生活を楽しみ、共に素晴らしい未来を掴みましょう。

山口県へのラボツアー

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/fsci/gips/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる