ルパージュ研究室紹介
修士課程2年 竹下 恭史朗
ルパージュ研究室では情報分野のなかでも自然言語処理と呼ばれる分野の研究を行っています。これはコンピュータや数学的手法を用いて、我々が扱う言語の研究をする分野で、身近な応用例としては、機械翻訳や対話システムなどがあります。私は与えられた情報から質問に答える質問応答タスクと、質問を作る問題生成タスクの相互関係や質の相関についての研究を行っています。関係する論文を読むたびに興味深い示唆があり、難しいこともありますが豊かな研究分野です。
研究室の担当であるルパージュ先生はコンピュータサイエンスのみならず、言語学にも造詣が深く、自然科学だけでなく、人文科学の見識も深められることができます。私も言語学に興味があってこの研究室を志望したこともあり、先生の知識からは多くの学びを得ています。また、先生はとても明朗で、一方で研究指導に対しては情熱を持って積極的に話をして頂けます。
ルパージュ研究室の特徴は、先生も外国からいらっしゃった方であることもあり、国際色豊かなIPSのなかでも特にその特色が強いことでしょう。ゼミや研究室での生活を通じてさまざまなバックグラウンドを持った人たちと接することで、皆さんの人生の中で貴重な経験を積むことができるでしょう。
様々な人から刺激を受けられる場所であり、かつ先生の持ち前の朗らかさで不思議な安心感もある、そんなルパージュ研究室で、皆さまと一緒に研究ができることを楽しみにしています。

研究設備

研究の風景1

研究の風景2