篠原研内緒の話
博士課程二年 張瑞琳
篠原研究室は、簡単に言えば、IoT時代の重要なセキュリティ要素回路であるPUF(Physical Unclonable Function)とTRNG(True Random Number Generator)の研究を中心に、ディペンダブル情報システムを研究しています。 では、篠原研内緒の話を話しましょう。
「先生、大変なことが起こりました」とは、2012年のノーベル賞を受賞した山中伸弥が書いた一文。 山中先生はこれを使って研究の興奮感を表現しました。 私たちも同じように感じます。篠原先生はゼミでこの本を教えてくれました。 書の中の「VW」と「プレゼン能力」は、篠原研の特別な魅力です。
“VW”はVisionとWork hardです。研究室で教わった最初の教訓は技術トレンドです。 世界一のターゲットを目指して、研究を行っています。研究プロセスには、理論構築、ソフトウェアでシミュレーション、回路・レイアウト設計、トータル・チップ接続におけるチーム協力、製造会社との共同検証、そして最後に実際のチップ・測定が含まれます。努力してアイデアを実現されたチップを手に入れる時、最高の幸福です。なかなか難しい時があるが、40年の回路設計の経験を持つ篠原先生の指導で、前向きに進んでいます。
「プレゼン能力」養成も重視されています。 週2回のゼミや研究論文などで、字の大きさや配色など細かい点でも、篠原先生は真面目に意見をして、学生たちのわかりやすく伝える能力を育てます。さらに、認証システムプロトタイプ(学生さんたちの設計のアプリケーションです)を展示会で紹介しました。貴重な経験だと思います。
研究を楽しみ、人生を楽しむ。 山登りは篠原研の毎年の新入生歓迎イベントです。 今年は下関の「火の山」という山に登りました。次にどこに登りますか? また、ビーチリレーレース、篠原研バドミントンチーム、ホットポットパーティーなど様々なイベンドを開催しています。
最後ですが、劉さん(Dr. 2)が今年のA-SSCCアジア固体回路会議で発表し「学生旅費グラント賞」を受賞しました。今後も篠原先生と一緒に、世界一なデザインを作りましょう。