研究室インサイド:高橋研究室

研究室インサイド:高橋研究室
Posted
Wed, 20 May 2026

日々の実験から見えてくるがん治療の可能性

博士後期課程3年 趙 浩博

 


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研究テーマ

私たちの研究室では、がん治療のさらなる発展を目指し、光線力学療法(PDT)や放射線力学療法(RDT)を中心とした研究を行っています。
特に、5-アミノレブリン酸(5-ALA)によって細胞内に誘導されるプロトポルフィリンIX(PpIX)に着目し、その蓄積や反応性ががん細胞の診断・治療効果にどのように関与するのかを明らかにすることを目指しています。

実験ノート

研究手法

研究室では、溶液実験、細胞実験、動物実験など、さまざまなレベルの実験を組み合わせて研究を進めています。
また、PCRによる遺伝子発現解析、共焦点レーザー顕微鏡を用いた細胞内局在の観察、蛍光測定や細胞生存率評価など、多角的な手法を用いることで、PDTやRDTのメカニズムをより深く理解しようとしています。
私自身は、細胞周期によってPpIXの蓄積や挙動がどのように変化するのかに関心を持ち、治療効果を高めるための新たな視点を探っています。

U-251-MG細胞におけるミトコンドリアおよびリソソームの蛍光染色画像

研究生活

高橋先生は、研究の方向性について丁寧にご指導くださるだけでなく、実験結果の解釈や今後の展開についても一緒に考えてくださいます。
研究室では学生同士も互いに相談しやすく、実験で困った時にも助け合える雰囲気があります。
日々の研究生活では大変なこともありますが、新しい結果が得られた時の喜びや、自分の研究が少しずつ形になっていく過程に大きなやりがいを感じています。
今後も、がん治療の発展に少しでも貢献できるよう、研究に取り組んでいきたいと思います。

研究室風景